2012年4月1日から施行された厚労省の新しい「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」では、旧のガイドラインあるいはそれに代わる適切な方法で検証、運用が行われていないシステム (レガシーシステム) の適格性の確認を求めている。
適格性の確認はどのようにすれば良いのか? 回顧的バリデーションの実施方法は? 最低限何をすればシステムは継続使用できるのか? などの疑問に対して分かり易く解説を行う。
はじめに
- 適格性確認とは
- 医薬品製造
- GAMPでは
- 厚労省新ガイドラインでの記述
- 適格性確認の方法
- 方法その1
- 方法その2
- 方法その3
- バリデーション概説
- 予測的バリデーション
- 再バリデーション
- 回顧的バリデーション
- コンカレントバリデーション
- システムの問題点確認
- バリデーション図書
- 適格性評価文書
- セキュリティ
- 保持すべき機能
- データ
- 回顧的バリデーションの手順
- 範囲の確認
- ギャップ分析
- リスクアセスメント
- 計画立案
- 仕様書類
- 設計図書
- 適格性評価
- 報告書
- 継続使用に関する考察
- 必須活動
- 作成文書
- 運用方法
まとめ