本セミナーでは、高分子難燃化技術について取り上げ、難燃剤の基礎、技術、規制、評価試験法を体系的にわかりやすく解説いたします。
日時
- 2026年11月10日 9時50分〜 2026年11月10日 17時10分
開催予定
プログラム
第1部 難燃樹脂組成物の混練の基礎、トラブルと対策、難燃化技術
〜難燃剤と安定剤の相乗効果、禁忌を含めて〜
(2026年11月10日 9:50〜11:30)
難燃樹脂組成物の混練加工の基礎とトラブル対策、樹脂と難燃剤の特性を考慮した難燃剤の選定方法、代表的な熱可塑性樹脂の難燃処方、さらに難燃剤と安定剤の相乗効果や混合禁忌について解説する。
- 混練加工の基礎
- ブレンド・フィーダー工程
- 混練機の種類
- 混練機の構造
- 混練機の働き
- 各種混練押出機の特徴まとめ
- 難燃剤の高濃度マスターバッチを作るとしたら
- 混練加工時のトラブルと対策
- 混練生産設備の概要
- 混練工程
- 冷却・カット工程
- ブロッキング
- 分級
- ベントアップ
- 目ヤニ
- 焼け
- ビルドアップ
- ストランド切れ
- ストランド水引き
- ペレットトラブル
- 混練加工での難燃剤選定のポイント
- 樹脂と難燃剤の分解温度からの難燃剤の選定
- 難燃剤の酸・塩基性からの難燃剤の選定
- 樹脂と難燃剤の相溶性からの難燃剤の選定
- 代表的な熱可塑性樹脂の難燃剤選定例
- 代表的な熱可塑性樹脂の難燃剤処方例
- ポリオレフィン
- PP
- PE
- ポリスチレン
- PS
- ABS
- ポリカーボネート
- PC
- PC/ABS
- ポリアミド
- ナイロン6
- ナイロン66
- ポリエステル
- PET
- PBT
- ポリオレフィン
- 難燃剤と安定剤の相乗効果、混合禁忌
- ハルス耐候剤
- フェノール系酸化防止剤
- 質疑応答
第2部 ノンハロゲン系難燃剤およびドリップ制御による難燃化およびその応用について
(2026年11月10日 11:40〜12:30)
プラスチック材料の難燃化技術について、燃焼メカニズムや難燃規格、各種難燃剤の作用機構とともに、樹脂・用途に応じた難燃剤の選定法および難燃性と他性能を両立する配合設計について解説する。
- プラスチックの難燃化
- 難燃化が求められる背景
- 燃焼現象の基礎と難燃化の考え方
- 難燃剤の種類と特徴
- 主な難燃剤の分類
- 難燃剤ごとの難燃メカニズム
- ノンハロゲン難燃剤による難燃化
- イントメッセント系難燃剤の難燃性
- イントメッセント系難燃性に与えるドリップ防止剤の影響
- リン酸エステル系難燃剤の難燃性
- ドリップ促進型難燃剤の難燃性
- ノンハロゲン難燃剤と添加剤による付加価値の創造
- 各種用途に向けた難燃剤+添加剤の処方事例
- 質疑応答
第3部 燃焼試験のドリッピングについて
(2026年11月10日 13:20〜14:10)
- 高分子の難燃化設計におけるドリッピング
- 炭化促進型設計の場合
- 溶融型設計の場合
- 燃焼試験に影響を与えるドリッピング
- LOIにおけるドリッピング
- UL94-V試験におけるドリッピング
- ドリッピング防止技術
- フッ素系ポリマーの添加
- その他の方法
- 質疑応答
第4部 アンチモン系難燃助剤とその規制、その対応について
(2026年11月10日 14:20〜15:10)
アンチモン系難燃助剤は臭素系難燃剤との併用による優れた難燃効果によって、プラスチック難燃処方において確固たる存在である。しかし一方で労働安全衛生上の問題や環境影響の懸念から様々な法規制の対象となっており、その取扱いには注意が必要である。 本講座ではアンチモンを取り巻く各種適用法令や環境規制について確認し、適切な法令遵守対応やアンチモン製品の合理的な運用について解説する。
- アンチモン系難燃助剤の難燃効果と難燃メカニズム
- アンチモン系難燃助剤の基本物性
- アンチモン系難燃助剤の難燃機構
- アンチモン系難燃助剤の難燃効果、優位性と適用用途
- アンチモン系難燃助剤の樹脂物性への影響
- 日本国内の法規制
- 国内主要法令におけるアンチモン製品の規制全体像
- 労働安全衛生法・特化則による規制と事業者の義務
- 毒物及び劇物取締法における劇物指定と実務管理事項
- 化学物質排出把握管理促進法 (PRTR法) の対応事項
- 各種材料に対する法規制の該当性と法令遵守対応
- グローバルの環境規制
- RoHS指令
- REACH規制
- 米国の有害物質管理 (TSCA等)
- 中国輸出管理規制の影響
- 地政学的リスク:世界のアンチモン埋蔵・生産構造の偏在
- 2024年9月:中国による輸出規制の開始と世界市場への影響
- 2024年末以降の原料価格の高騰推移
- アンチモン製品の安定供給に向けて
- アンチモン規制影響の回避・代替アプローチ
- マスターバッチ (MB) 化による特化則適用除外
- マスターバッチへの切り替えによるメリット (性能・ハンドリング)
- 複合難燃剤によるアンチモン使用量の低減
- まとめ
- 質疑応答
第5部 三酸化アンチモン代替に向けた難燃技術とその応用について
(2026年11月10日 15:20〜16:10)
三酸化アンチモン代替に向けた市場背景を概説するとともに、主にハロゲン系材料における難燃メカニズムや代替難燃技術の性能特性について解説する。
- 三酸化アンチモン代替難燃剤ニーズ増加の背景
- Huber社難燃剤「Kemgard」のご紹介
- 電線・ケーブル被覆材向け難燃性データのご紹介
- カレンダー成形フィルム/シート向け難燃性データのご紹介
- ノンハロゲン材料向け難燃剤のご紹介
- 質疑応答
第6部 難燃材料の評価・試験法について
(2026年11月10日 16:20〜17:10)
- はじめに
- コーンカロリーメータとその使い方について
- UL規格・試験方法について
- おわりに
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
- 複数名: 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
- 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
- 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 220,000円(税別) / 242,000円(税込)
- 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 250,000円(税別) / 275,000円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
- 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
- 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
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