本セミナーでは、バイオ医薬品製造設備を対象として、洗浄バリデーションの基本的考え方から、残留許容限度の設定、ワーストケース選定、サンプリング・分析法、CIP/SIPの評価、ホールドタイム、キャンペーン製造、継続的洗浄検証までを実務的に解説いたします。
また、FDA査察における最近の洗浄バリデーション指摘事例と、2026年に改訂されたPIC/S PI 006-4の動向を踏まえ、査察時に「なぜこの条件・基準でよいのか」を科学的に説明できる洗浄バリデーションの構築方法を紹介いたします。
日時
- 2026年11月26日 10時30分〜 2026年12月4日 16時30分
プログラム
化学合成医薬品の製造設備では、有機物質を主とする製品残留物や洗浄剤、微生物による汚染を防止することが重要です。設備ごとに洗浄手順・判定基準を設定し、洗浄バリデーションでその妥当性を確認します。さらに、洗浄実施記録を適切に管理し、交叉汚染の防止と再現性の確保を徹底します。 他方、バイオ医薬品の製造では、洗浄管理の基本的考え方は同じであるが、低分子な化学合成医薬品とは異なり、タンパク質・ペプチド等の製品残留物に加え、培地成分、宿主由来タンパク質、DNA、洗浄剤、微生物、バイオバーデン、エンドトキシンなど、多様な汚染リスクを考慮した洗浄管理が求められる。また、培養槽、精製設備、クロマトグラフィーシステム、UF/DF設備、配管、ホース等は構造が複雑であり、単に「洗浄後の分析値が基準以下」であることだけでは、洗浄プロセスの妥当性を十分に説明できない。 洗浄バリデーションでは、製品・設備・洗浄方法を科学的かつリスクベースで評価し、ワーストケースを設定するとともに、残留許容限度、サンプリング箇所、スワブ・リンス法、分析法、Dirty Hold Time/Clean Hold Time、CIP/SIP条件等を合理的に設定する必要がある。FDAもバイオテクノロジー製造設備について、製品残留だけでなくエンドトキシン、細菌、汚染タンパク質等の除去を重視している。 本講演では、バイオ医薬品製造設備を対象として、洗浄バリデーションの基本的考え方から、残留許容限度の設定、ワーストケース選定、サンプリング・分析法、CIP/SIPの評価、ホールドタイム、キャンペーン製造、継続的洗浄検証までを実務的に解説する。さらに、FDA査察における最近の洗浄バリデーション指摘事例と、2026年に改訂されたPIC/S PI 006-4の動向を踏まえ、査察時に「なぜこの条件・基準でよいのか」を科学的に説明できる洗浄バリデーションの構築方法を紹介する。
- 洗浄バリデーションによる交叉汚染の防止について
- 国内外の洗浄バリデーションに関わる法規制の基本
- PIC/S
- EU GMP
- FDA
- ICH Q7等
- 国内外の洗浄バリデーションに関わる法規制の基本
- 洗浄バリデーションと残留許容基準値設定の考え方
- 洗浄工程のリスク管理と交叉汚染のリスクアセスメント
- 毒性学的評価に基づく残留許容値の設定方法
- 手洗浄のバリデーション、洗浄バリデーションで基準外だった場合の対応
- 情報量の少ない治験薬や毒性不明の新規化合物に対するアプローチ
- 閾値設定が出来ない場合の留意点
- 改正GMP省令「設備共用の禁止」への考察
- バイオ医薬品の洗浄バリデーション
- バイオ医薬品洗浄バリデーションの基本概念
- 化学合成医薬品との違い
- バイオ医薬品特有の洗浄対象物質とリスク評価
- 洗浄対象設備とCleaning Processの設計
- 許容残留基準の設定 – HBEL/PDE・MACO
- サンプリング方法
- 分析法 – TOC・タンパク質・特異的方法
- 洗浄バリデーションの実施 – PQと再現性の実証
- Dirty Hold Time / Clean Hold Time
- ライフサイクル管理 – 継続的検証・変更管理
- シングルユース設備と洗浄バリデーション
- 査察で問われるポイント・指摘につながりやすい事項
- ケーススタディ – 抗体医薬品のCleaning Validation
- 総まとめ – バイオ医薬品洗浄バリデーションの10原則
- バイオ医薬品洗浄バリデーションの基本概念
- バイオ医薬品製造設備のダーティーホールドタイム (DHT)・クリーンホールドタイム (CHT) の設定とワーストケースロケーション (WCL) の評価方法
- 洗浄バリデーションにおけるサンプリング及び分析法の実施ノウハウ
- 三極によるGMP 洗浄バリデーションの査察指摘事例と押さえるべきポイント (指摘事例と対策)
- PMDA
- cGMP (FDA Warning Letter)
- PIC/S (EU) GMP
- ICH Q7
- 洗浄バリデーション関わる手順書 (SOP) 及び報告書作成上の留意点
- 医薬品ライフサイクルにおける洗浄手順の構築
- ワーストケースアプローチとグルーピング
- まとめ
受講料
- 1名様: 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 複数名: 25,000円(税別) / 27,500円(税込)
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- R&D支援センターからの案内を希望する方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
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- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
アーカイブ配信セミナー
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
- 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
- 視聴期間は2026年11月26日〜12月4日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。