「連続化すればスケールアップは容易」は本当か? 医薬原薬・ファインケミカルの連続生産では、反応だけでなく除熱、抽出、晶析、濾過、乾燥などに特有の課題が生じます。
本セミナーでは、CSTR・PFRの違いと反応・温度シミュレーション、連続晶析や各種装置の特徴を取り上げ、バッチとの違いを比較しながら、連続プロセスのスケールアップで直面する問題点とその対策を、化学工学の基礎から実践的に解説いたします。
日時
- 2026年12月1日 10時00分〜 2026年12月1日 16時30分
開催予定
プログラム
このセミナーは、これから連続生産プロセスによる医薬原薬やファインケミカル製品の生産を考えている技術者の為のものです。バッチ生産プロセスの場合、ラボの合成から実機の合成までスケールアップすると濾過や除熱の問題等でトラブルが発生することがよくあります。一方連続生産プロセスでは、装置メーカーを中心に「スケールアップは簡単に実施できる」 (特に反応で) という歌い文句が流布されているように思います。しかしながら、連続反応プロセスもバッチと同様スケールアップの際の除熱対応、濾過対応などに問題があります。 このセミナーではそれらを簡単な化学工学計算を用いて解き明かしたいと思います。 また、連続プロセスをスケールアップする際、バッチにはない連続プロセス独特の問題点があります。この問題点を詳述し、どのように克服すべきかについて解説し、ファインケミカル業界での連続プロセス導入の動向について解説したいと思います。
- 初めに
- 伝熱の基礎理論
- 連続生産プロセスの歴史
- バッチ・連続生産プロセスと単位操作概要
- バッチプロセスの生産性と連続生産プロセスイメージ
- 連続生産プロセスのシステム運用の問題
- 連続プロセス操作各論
- 概論
- CSTRとPFR
- CSTR反応速度論
- CSTRのスタートアップ
- CSTRは、バッチ反応より収率が下がる
- 反応シミュレーション計算
- CSTR熱伝導
- CSTRの発熱は一定で除熱は楽
- PFR 概論
- 長所、短所
- 背圧弁について
- PFR熱伝導
- PFRは初期の発熱が大きい
- どこまで温度が上がるのか、温度シミュレーション計算
- PFR市販の (マイクロ) リアクター
- Chemtrix
- Corning
- Kobelco reactor
- PFR速度の遅い反応への対応
- Eli Lilly の還元アミノ化
- 連続水添反応器 (Buss Reactor)
- 小林修博士のRolipram合成のスケールアップ考察
- その他
- 抽出操作
- バッチ反応の抽出の問題点
- 連続反応の抽出の問題点
- 連続再結晶概論
- MSMPRとPFR
- 連続再結晶MSMPR
- マスバランスシミュレーション
- ヒートバランス
- 結晶化のメカニズムとMSMPRの応用 (多型コントロール等)
- 連続再結晶2 PFR
- スラリー濾過
- 湿ケークの洗浄が重要
- 連続スラリー濾過装置紹介
- 連続乾燥プロセス
- 連続乾燥機の紹介
- 乾燥の熱、物質収支理論と連続真空乾燥機
- セミバッチ乾燥システムの提案
- 概論
- 連続プロセス工業化問題点
- 連続プロセス工業化の動向
- 工業的連続プロセスの例
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 複数名: 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
複数名同時申込割引について
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
- 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
ライブ配信セミナーをご希望の場合
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
- 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
- 視聴期間は2026年12月8日〜14日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。