本セミナーでは、品質保証の歴史な経緯から、バリデーションが必要になった経緯、そして2011年FDAが新たなバリデーションガイダンスを出すことが必要になったのか、また、バリデーションと製剤開発の係わり、3Lots製造がバリデーションの必須要件か、などについて解説いたします。
日時
- 2027年1月29日 10時30分〜 2027年2月5日 16時30分
プログラム
今日の医薬品の品質は、GMPによる品質システムと、それを支えるバリデーションの考え方の上に構築されている。 しかし、なぜGMPやバリデーションによって品質を保証できるのか、その本質を理解することは、単に解説書を読むだけでは容易ではない。 バリデーションは、製造工程や試験方法について、あらかじめ設定した品質を恒常的に達成できることを科学的・客観的に確認する活動であり、その背景には製剤開発における処方・製造方法の検討、スケールアップ、技術移転などの一連の過程がある。したがって、その実施上のポイントを理解するためには、製剤開発から商業生産に至る流れを理解することが重要である。 本セミナーでは、品質保証の歴史的経緯から、なぜバリデーションが必要となったのかを解説するとともに、2011年にFDAが新たなプロセス・バリデーションガイダンスを示した背景や、従来の「3ロット製造」という考え方から、科学的根拠とリスクに基づき工程を理解・評価する現在の考え方への変化について解説する。さらに、バリデーションと製剤開発との関係、技術移転やスケールアップにおける確認事項、「3ロット製造は必須なのか」「どこまで確認すればよいのか」「変更時にはどのように再評価するのか」など、現場で担当者が疑問に感じる事項をQ&A形式で取り上げる。 本セミナーを通じて、バリデーションを単なる規制要件への対応ではなく、製造工程を科学的に理解し、意図した品質を継続的に実現するための「工程の信頼性」を確立する活動として捉えることを目指す。
- 医薬品品質保証の歴史 – GMP・バリデーション -
- 歴史にみるGMPとバリデーション
- GMPとバリデーションは、何が違うのか – バリデーションの本質 -
- どうすればバリデーションの目的を達成できるのか – バリデーション上の課題 -
- バリデーションの対象となるものは何か – 対象となるかどうかの判断基準 -
- プロセスバリデーションと再バリデーション
- 再バリデーションはなぜ必要だったのか – 1987年のガイドラインから読み取る -
- 再バリデーションはもう必要ない? – なぜか? -
- Quality by Designにもとづく製剤開発とバリデーション
- 背景に何があったのか – バリデーションは機能していなかった? -
- 今日求められている製剤開発と品質保証のあるべき姿 – 数値からStoryへ -
- 1987年のプロセスバリデーションガイドラインから2011年のガイダンスへ
- 改定のポイントとライフサイクルを通したバリデーションへ
- 歴史にみるGMPとバリデーション
- バリデーションとリスクマネジメント
- バリデーションは、リスクマネジメントに基づいて実施される!
- 品質リスクマネジメントの具体的なプロセス
- リスクマネジメント実践におけるQ&A
- リスクマネジメントにおける主観性の最小化とバリデーション
- ICH Q9 (R1) ガイドラインのポイント – 知識管理とは -
- 医薬品品質システムと知識管理の係わり
- 知識管理の課題 – 暗黙知を形式知へ -
- 暗黙知とは何か
- 暗黙知から形式知への取り組み – 80/20ルールとSECIモデル -
- 品質リスクマネジメントと医薬品開発
- バリデーションは、リスクマネジメントに基づいて実施される!
- 製剤開発とバリデーション
- 製剤設計がバリデーションの基礎となる!
- QbDに基づいた製剤設計とは? – 経験からリスクに基づいた製剤設計へ -
- どうやって工程を理解するか – CQAとCPP,そして実験計画法 -
- 管理戦略とバリデーションの係わり
- 製造承認申請とバリデーションの係わり
- 技術移転を意識したQbDの取り組みとは
- ライフサイクルを通したバリデーションの考え方
- ライフサイクルを通したバリデーションの手順 (PPQの役割り)
- Continued Process Verification (CPV) と製品品質の照査との関係 -
- プロセスバリデーション Stage 3に対する取り組み事例 – 製剤・分析法 -
- 製剤設計がバリデーションの基礎となる!
- バリデーションに関わる規制文書と実施に必要な文書
- 規制文書が求めているバリデーションの要件
- 各国規制文書に見るバリデーション
- バリデーション基準からバリデーション指針へ
- バリデーションの種類とそのポイント
- バリデーション実施に必要な文書
- バリデーションMaster Planとは何か
- バリデーション計画書と報告書作成のポイント
- 製造指図記録書原本 (Master Batch Record) 作成上のポイント
- Logbookの重要性
- 規制文書が求めているバリデーションの要件
- 技術移転とバリデーション – Scale-upとバリデーション -
- 製剤設計から生産部門への技術移転 – 技術から知識の移転へ -
- 知識移転のポイント
- 移転時の同等性をどう検証する – プロセスと試験法 -
- 臨床試験結果からみるバリデーションとの係わり
- 治験薬製造時のバリデーション
- 製造装置とバリデーション
- 製造装置はなぜバリデーションの対象となるのか
- 製造装置のバリデーション – Stage 1〜Stage 3における取り組み -
- 製剤設計から生産部門への技術移転 – 技術から知識の移転へ -
- GMPとバリデーションでは保証できない医薬品品質
- 品質システムとQuality Culture
- 製剤開発とQuality Cultureの係わり
- 良きQuality Culture醸成への取り組み
- Quality Cultureは製造コストに大きく貢献する
- バリデーションに関するQ&A
- 3Lotsとバリデーションの係わり
- 1Lotでもバリデーションは成立するか
- 再バリデーションとCPVの違いは何か
- 効率的なバリデーションの方法 – Worst Case Approachの活用 -
- 暗黙知とバリデーションの係わり
- 暗黙知は製造現場に必要か
- 開発段階におけるバリデーションへの対応 – 特に、分析試験法 -
- CTDにおけるバリデーションデータの記載
- Design SpaceとControl Spaceの違い
- 変更したら、必ず再バリデーションが必要なのか?
- その他
- 査察とバリデーション
- バリデーションに関する査察のプロセス
- どんな準備が必要か
- 査察における指摘事項にみるバリデーションのポイント
- 指摘を受けたらどう対応するか
- 無通告査察の現状
- まとめ
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 複数名: 25,000円(税別) / 27,500円(税込)
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- R&D支援センターからの案内を希望する方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- R&D支援センターからの案内を希望しない方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
アーカイブ配信セミナー
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
- 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
- 視聴期間は2027年1月29日〜2月5日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。