やさしい超臨界・亜臨界水セミナー

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本セミナーでは、環境にやさしい水、グリーン溶媒として注目を集める超臨界・亜臨界水としての特性・応用について、基礎からやさしく解説いたします。

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プログラム

無害で安価でどこでも手に入る水を溶媒として広く使いたいという要望は非常に強い。  一方、多くの有機物を溶解できない通常の水の溶媒としての用途は限られている。この20年間、大きな反応性と特異な溶媒特性を持つ高温の超臨界・亜臨界水が大きな注目を浴びている。  この水は通常の室温~100℃の水と異なり、有機物を溶解し加水分解する能力が高い。この高温水の応用分野は、有害物質の無害化、廃棄物の資源化・エネルギー利用、廃プラスチックのリサイクル、天然物中の有用成分の熱水抽出等と幅広い。  このセミナーでは超臨界・亜臨界水の特異な溶媒特性とその利用技術の基礎、グリーンケミストリーへの応用例を分かりやすく解説する。

  1. 超臨界水・亜臨界水の基礎と溶媒特性
    1. 超臨界水・亜臨界水とは
    2. 超臨界水・亜臨界水の溶媒特性
  2. 超臨界水・亜臨界水の反応特性
    1. 超臨界水・亜臨界水の反応溶媒としての特性
    2. 超臨界水・亜臨界水中での分解反応の特徴
    3. 簡単な反応装置の基本フロー
  3. 超臨界水・亜臨界水とグリーンケミストリー
    1. 環境に優しい溶媒
    2. 有機溶媒との違い
    3. 環境保全技術、環境低負荷反応技術への応用
    4. 超臨界水・亜臨界水技術は省エネルギー技術になりうるのか
    5. 代表的な応用例
  4. 超臨界水・亜臨界水技術の応用・実用事例
    1. 環境保全技術
    2. プラスチックのリサイクル技術
    3. バイオマスからのエネルギー生産技術
    4. 環境低負荷の生産技術
  5. 実用化に向けた最新動向
    1. 産学官による共同研究の進展
    2. 実用プロセス、大型装置の実情

会場

大田区産業プラザ PiO
144-0035 東京都 大田区 南蒲田1-20-20
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