計算化学による接着性発現メカニズムの解明と界面相互作用

オンライン 開催

日時

開催予定

プログラム

本講座は、接着現象を分子レベルから理解するために、量子化学計算を基盤とした理論的アプローチを学ぶことを目的とします。接着はモビリティ、エレクトロニクス、建築など幅広い産業を支える基盤技術ですがが、その本質は界面における原子・分子間相互作用に起因します。  本講座では、密度汎関数理論 (DFT) を用いた第一原理計算の基礎から、接着界面のモデリング手法、引張・剪断・剥離といった接着強度の理論評価法、そして電子状態解析による接着機構の解明までを一貫して解説します。さらに、金属や酸化物と接着性高分子の界面に対する具体的な解析事例や、水分などの接着阻害因子の影響についても取り上げます。これにより、接着を「分子論に基づいて設計可能な現象」へと捉え直し、理論と実践をつなぐ新たな視点を提供することを目指します。

  1. 接着現象の基礎と理論的アプローチによる接着界面の解析
    1. 接着技術の重要性
    2. マルチマテリアル化と軽量化
    3. 機械的結合・分子拡散・化学結合・分子間力
    4. ミクロな接着界面
    5. 接着界面の観測困難性と理論の必要性
    6. 密度汎関数理論 (DFT) の基礎
    7. 接着界面のモデリング戦略
      1. 周期境界条件の導入
      2. 接着剤のモデル化
      3. 有効性と限界
      4. 安定吸着構造の探索手法
  2. 接着強度の方向依存性
    1. 引張接着力の理論評価法
    2. 剪断接着力の理論評価法
    3. 剥離接着力の理論評価法
  3. エポキシ樹脂の接着性に硬化剤が与える影響
  4. 無機材料表面に対するエポキシ樹脂の接着と水分の影響
    1. アルミナ表面への接着:化学吸着水の影響
    2. チタニア表面への接着:結晶相と化学吸着水の影響
  5. シアノアクリレート系瞬間接着剤の水分による構造変化と接着性
  6. 歯科接着への展開
  7. 水中接着材料の開発:チオ尿素骨格接着剤の分子論
  8. 最近の応用事例:力学的効果による高分子鎖の劣化機構解析

受講料

  • 1名様: 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 複数名: 22,500円(税別) / 24,750円(税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年11月9日〜23日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
セミナーに申し込む