本セミナーでは、サーバ・データーセンタの冷却を中心に、各種冷却の特徴から冷却に求められる特性、課題、熱設計の留意点までを解説いたします。
日時
- 2026年11月5日 10時30分〜 2026年11月5日 16時30分
プログラム
第1部 データセンター等の大型蓄電システムと水系電解液への移行
〜金属・ハロゲン、金属・空気とリチウムイオンとの棲み分け〜
(2026年11月5日 10:30〜12:15)
既に昨年の今頃から兆候は見えていたが、AIの普及とそれに伴うデータセンター (DC) のサーバーシステムの大型化は、膨大な電力消費への対策と、何らかの合理化が課題になっていた。 筆者は2008年前後に、当時のNEDOの「系統連系円滑化蓄電システム技術開発プロジェクト」において、当時としては最大の、100kWh蓄電池システムの、リチウムイオン電池側のプロジェクト・マネージャーを、北陸電力 株式会社 との共同で担当した。当時の競争相手は、日本碍子 株式会社 (現NGK) のナトリウム硫黄電池、住友電気工業 株式会社 のレドックスフロー電池、いずれもMWhクラスであり、リチウムイオン電池がこれに対抗出来るとは、コストレベル\/kWhも含めて考えられなかった。 時は流れて2Q/2026年、グローバルなEV不振で、売れないEV用リチウムイオン電池の向け先として、DCの蓄電池用途がターゲットにされた。この矢先、Google社とソフトバンク社が発表した計画は、いずれもGWhスケールであり、電池は水系の鉄・ハロゲン電池と亜鉛・空気電池であった。 本セミナーにおいては、DC用の大型定置電池システムへの応用を念頭に、蓄電池のエネルギー特性とパワー特性のマッチング、新たな水系電解液の金属極電池の動作原理や、開発状況などを解説したい。またEV電池や全固体電池においても課題となっている、グローバルな性能規格、該当の法規制と安全性規格の欠如に関しても、情報がある範囲で扱いたい。
- データセンターなど大型定置電池の状況
- 国内の現状、規模と設置状況
- 欧米の状況
- Google社、ソフトバンク社の方針
- アジアの状況と参入企業
- 大型電池システムに求められるもの
- GWh容量の拡大。GWh超レベル
- MW出力への可能性
- 長期の安全性の確証
- コストレベル、**$/MWh
- 蓄電池コストのパラメーター
- リチウムイオン電池との関係
- EV用電池の転用は、メリット&デメリット
- 原材料サプライ・チェーン
- 電池形状と製造プロセスの変化
- 電池メーカーか電機メーカーか
- 安全性とサイクルライルの評価と
- 水系電解液電池のバリエーション
- 金属・ハロゲン電池
- 金属・空気電池/一次電池と二次電池
- ナトリウムイオン電池
- 硫黄系正極材との関係
- ニッケル水素電池
- レッドクスフロー電池
- 大型定置電池システムの法規制
- 電気用品安全法/UL規格等
- 電気事業法 (発電事業)
- ケミカルハザード
- 今後の課題、プロセスと材料
- 質疑応答
第2部 空冷・液冷・液浸冷却の基礎とAIデータセンターのサーマルマネージメント
〜データセンターの省エネ化が未来のGX社会をつくる〜
(2026年11月5日 13:15〜15:15)
本講演では、高度情報化社会を支えるデータセンターなど様々な電子機器の熱設計 (サーマルマネージメント) において、GX社会を意識した省エネ促進が重要であることを紹介します。先ず、空冷・液冷・液浸冷却技術における冷却能力の差について理解を深めます。その後、熱設計の基礎となる伝熱工学、ならびにファンやポンプを用いた空冷と液冷における冷却面温度の予測方法について概説します。最後に、今後のデータセンタの冷却技術として注目されている液浸冷却とその簡易設計方法について学び、液浸冷却技術の最新技術と最新動向 (日本液浸コンソーシアム) について紹介します。
- はじめに (AIデータセンターの冷却問題)
- 空冷/液冷/液浸冷却の性能差から見える今後のデータセンター冷却
- ファン/ポンプを用いた空冷/液冷の簡易熱設計手法
- 液浸冷却技術とその動向
- 液浸冷却技術の原理 (1相・2相)
- 液浸冷却技術の冷却性能 (2相)
- 呼吸現象による新しい2相液浸冷却技術
- 呼吸冷却の長所と液浸冷却への展開
- 日本液浸コンソーシアムの紹介
- おわりに
- 今後の展望
- 質疑応答
第3部 ポンプユニットを用いた水冷データセンターの一次側冷却システムの安定稼働と省エネの実現
(2026年11月5日 15:30〜16:30)
近年、AIの普及に伴いサーバーの発熱量が急増している。データセンターにおいては、より効率的にサーバー内で発生した熱を排熱するため、「水冷」による冷却システムの導入が必要不可欠になってきている。 本講座では、水冷データセンターの冷却システムの中でも、一次側冷却システムの最適化において、当社が開発を進めているポンプユニット「BPユニット」の有効性について解説する。
- データセンター業界の状況と、水冷データセンターにおける冷却システムの構成、役割
- データセンター業界の状況
- 一次側冷却システムの構成、役割
- 二次側冷却システムの構成、役割
- 一次側冷却システムに求められる要件
- 安定稼働
- 省エネ
- 短納期
- BPユニットの構成、特長
- BPユニットの構成
- BPユニットの特長
- 水冷対策としてのアイルカバーの紹介
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
- 複数名: 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
- 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
- 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 220,000円(税別) / 242,000円(税込)
- 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 250,000円(税別) / 275,000円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
- 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
- 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。 - ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。