(2013年2月15日 13:00〜13:50)
東京情報大学 学長
東京農業大学 名誉教授
牛久保 明邦 (うしくぼ あきくに) 氏
食品の製造、流通、消費等の各段階で、様々な要因で多量の食品廃棄物が発生している。 その対策としてまず発生抑制を最優先に取り組むこととされており、2012年4月から食品関連企業に対して発生抑制の目標値が設定されるに至っている。 食品廃棄物の発生抑制は、廃棄物処理費用の削減や地球温暖化防止等に多大な貢献をすることとなる。
(2013年2月15日 14:00〜14:50)
ロイド レジスター クオリティ アシュアランス リミテッド 主任審査員
星 実 (ほし みのる) 氏
FSSC22000はGFSI (Global Food Safety Initiative) から承認された食品安全マネジメントシステムの一つです。 講義の中では日本の食品安全の取組みの変遷から、FSSC22000の基幹となるISO22000及びFSSC22000にて求められているISO/TS22002-1の要求事項についてお話いたします。
(2013年2月15日 15:10〜16:00)
テーブルマーク株式会社 執行役員品質管理部長
川越 康史 (かわごえ やすふみ) 氏
社会の多様化と同時に、食の安全に関する意識も多様化しており、管理のあり方も、社会状況に応じた対応が必要である。 一方、食の安全の確保には、網羅的な取り組みが必要である。今後の取り組みにおいては、リスクへの対応、網羅性の確保、適正レベルでの管理が必要であり、フードチェーンへの取り組みも含め、弊社の取り組みの事例や考え方を紹介したい。
(2013年2月15日 16:10〜17:00)
アース環境サービス株式会社 学術技術部 学術担当 次長
(IRCA認定FSMS審査員補、食品表示管理士)
橋口 宏史 (はしぐち ひろし) 氏
わが国の食品安全に関わる消費者の要求は高まる一方で、さらにここ数年は大きな食品事故も相次ぎ食品衛生法の一部改正も行われた。 事故を未然に防ぐためには、自主点検の質は大きな要素であり、本講義では、いかに食品安全に関するリスクを見逃さず発見し、改善につなげるかのポイントを紹介する。