本セミナーでは、衝突・落下等による材料や構造体への変化を正確に理解するために必要な「衝撃工学」の視点より、応力波の伝播、材料のひずみ速度依存性などの基礎から、ひずみゲージ・高速度カメラによる計測、スプリット・ホプキンソン棒法をはじめとする代表的な衝撃試験法までを解説いたします。
材料・構造体の衝撃変形・破壊を適切に評価し、耐衝撃設計・安全設計へ活かすために必要な知識と評価方法を解説いたします。
日時
- 2026年11月24日 13時00分〜 2026年11月24日 16時30分
開催予定
プログラム
衝撃工学は身近に存在する衝突 (自動車など輸送機器) 、落下 (携帯などの電子デバイス) のような実現象問題を解明する上で必要不可欠な工学分野です。大学で学ぶ材料力学や材料学の発展の1つです。しかし、高校までに習得した基礎的な力学では静力学と動力学が混在し、正しく力学を理解できていないため、衝撃工学の理解を妨げます。 また、知識があっても市販の試験装置で材料の衝撃変形・破壊特性の評価ができず、これを解決するための衝撃工学を解説した参考書が非常に少ないことから難しい学問という印象を持たれてしまいます。 本セミナーは、力学の整理からスタートし、材料力学、機械材料学を使って衝撃工学を学ぶ初学的な位置付けで、基礎を重視した内容です。衝撃工学で重要となる応力波の概念、材料の変形挙動を表す材料構成式、材料学的な視点からの基礎理論 (転位運動の熱活性化理論) 、衝撃変形時の応力 – ひずみ関係の計測方法 (ISOおよびJISで規定されているスプリット・ホプキンソン棒法) を理解し、衝撃工学を用いた機器の安全設計の一助となります。
- はじめに〜衝撃工学の必要性〜
- 材料の衝撃問題とは?
- 高校物理 (ニュートン力学) の整理〜静力学と動力学〜
- 衝撃工学の基礎知識
- 材料力学の教科書における衝撃問題
- 応力波 (ひずみ波) 伝播の基礎知識
- 応力波伝播による弾性変形
- 応力波の入射,透過,反射
- 応力波の伝播問題に関するケーススタディー
- 応力-ひずみ関係 (材料構成式)
- ひずみ速度依存性
- 衝撃変形における材料・構造体の応力 – ひずみ関係の計測方法
- 衝撃変形試験と衝撃破壊試験
- 一般的な衝撃試験の計測手法 (ひずみゲージによる測定)
- 高速度カメラを使用した衝撃現象の観察
- 代表的な衝撃試験方法
- スプリット・ホプキンソン棒法
- ワンバー法
- 落錘試験
- その他
- まとめ 〜衝撃工学の耐衝撃設計への展開〜
- Q&A
受講料
- 1名様: 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
- 複数名: 35,000円(税別) / 38,500円(税込)
受講者の声
- 有益な内容でした。衝撃を式で現せることを知ることができ、とても有意義でした。また、実験評価が欠かせないことは大変参考になりました。
- 説明の構成がとても分かりやすかった。世間一般に知られていないノウハウの部分を紹介していただいたのが勉強になった。研究の中で何が課題となっていて難しい部分なのか説明があり参考になった。
- 基本となる応用波、材料精成式、またその影響などの理解が進みました。衝撃の基礎的な考え方を学べたので設計に入れたみたい。
- 衝撃力の考え方を学ぶことでき、勉強になりました。より具体的な設計事例の紹介があればもっと聞きたかった。
- セラミック材の強度評価の知見がほとんど無かったため、実践的な強度評価手法を学ぶことができ、非常に有意義なセミナーでした。
複数名同時申込割引について
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 35,000円(税別) / 38,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 70,000円(税別) / 77,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 105,000円(税別) / 115,500円(税込)
ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
- 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
ライブ配信セミナーをご希望の場合
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- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
- 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
- 視聴期間は2026年12月1日〜7日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。