腐食トラブルを「起きてから対処する」から「原因を理解し、未然に防ぐ」へ。
本セミナーでは、腐食を理解するために不可欠な電気化学の基礎から、局部腐食、不働態皮膜、微生物・水素が関与する腐食、ステンレス鋼の溶接部まで体系的に解説いたします。
腐食原因の見極め方、耐食材料の選定、防食設計、環境制御まで、理論と実務を結びつけて解説いたします。
日時
- 2026年11月6日 10時00分〜 2026年11月6日 16時00分
プログラム
鉄鋼材料は多くの場所で使用されております。その中でもステンレス鋼は耐食材料として工業用は言うに及ばず民生用としても使用されることも多く、腐食が起こった場合に工場操業に支障があったり使用されているお客様からのクレームにつながったりします。これらの腐食トラブルに対応するには材料と使用環境との関わりをきちんと理解しておく必要があります。これらに関わる腐食科学を理解するには材料の知識のみならず腐食過程そのものが化学的かつ電気的要素を含んでおりこれらの総合的な知識が必要となってきます。相互の関連性が複雑に見えることが腐食現象理解の妨げとなっているものと思われます。 本セミナーにおいては、金属の腐食科学を理解する上で最も重要な電気化学を基礎から平易に説明することによりその本質を学んでもらいたいと考えております。それを理解した上で鉄及びステンレス鋼が腐食する過程の説明をいたします。業務上腐食問題を扱う必要のある人には理論と実際を結びつけた本セミナーは有益なものとなると考えます。
- 鉄鋼の腐食
- さびるとは
- 腐食問題への対応
- 腐食を理解するために
- 金属のイオン化
- 化学溶解と腐食
- 腐食に関わる自由エネルギー変化 (電位と電位差)
- イオン化傾向
- 電気化学の基礎
- 電位-pH図
- アノードとカソード (酸化還元電位との関係)
- 分極曲線と電位-pH図
- 金属腐食の基礎
- 腐食の考え方 (局部腐食と混成電位)
- 金属/溶液の界面反応と不働態化
- 加水分解
- 不働態皮膜破壊 (Cl- ,H+)
- カソード反応の重要性
- 自然水の電位分布と酸素が関与する腐食
- 微生物が関与する腐食
- 水素が関与する腐食
- 鉄
- 腐食過程における反応
- 防食方法
- ステンレス鋼
- ステンレス鋼とは
- ステンレス鋼の不働態皮膜 (耐食性への合金元素の効果)
- ステンレス鋼の溶接部
- ステンレス鋼の耐食性
- 防食技術
- 耐食材料選定と防食
- 防食設計
- 環境制御
- まとめ
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 複数名: 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
受講者の声
- とても勉強になりました。更に理解度を深める為に、頂いているテキストを見直そうと思います。分かりやすく解説いただきありがとうございました。
- かなり基本の内容から、実践を意識した内容まで、種々の話を聞けて非常に有意義でした。講師の梶村先生の説明の仕方も分かりやすかったです。また、使用したスライドをテキストで頂戴できたのも、今後に役立ちそうでありがたいです。web受講を可能にしていただいたのも大変助かりました。
- ステンレスの鋼種について、添加元素の役割や用途の観点から系統的に解説して頂き、非常に勉強になりました。
- ステンレスの基礎から腐食の話まで、とても勉強になりました。
- 原因究明から防食対策まで、すぐ業務に活かせる内容もあり受講してよかったです。
- 現場の腐食トラブルを見る視点が大きく変わりそうです。ありがとうございました。
- 難しかった腐食の理論が、非常に分かりやすく整理できた。理解が浅いところもありますのでテキスト資料を見て復習します。
- ステンレスの腐食原因を実務と結びつけて理解できました。
複数名同時申込割引について
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
テキスト送付に係る配送料
ライブ配信・アーカイブ配信受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。
会場受講 / ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかをご選択いただけます。
会場受講をご希望の場合
- ライブ配信、アーカイブ配信のサービスは受けられません。
- 翌営業日までに、請求書、受講票、会場までの地図を発送させていただきます。
ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
- 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
ライブ配信セミナーをご希望の場合
- セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
- 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
- 視聴期間は2026年11月13日〜19日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。 - セミナー資料は別途、送付いたします。