本セミナーでは、「付着性」と「付着力」の関係を整理した上で、「付着」や「凝集」「流動」について、現象の実際と実操作での例を交えて解説いたします。
また、乾燥状態の粉体を取り扱う上 (=乾式粉体操作) での基本的な注意事項と粉体操作、粉体特性の基本的な考え方についても説明いたします。
日時
- 2026年10月27日 10時30分〜 2026年10月27日 16時30分
開催予定
プログラム
微小な粒子状固体の集合体は「粉体」と呼ばれます。この粉体を製造プロセス中で取り扱うと必ず問題となるのが「付着」です。この付着のし易さを表わす言葉が「付着性」ですが、この「付着性」は「付着力」と混同されているようです。そこで、本講座では、まず「付着性」と「付着力」の関係を整理してみます。その上で装置壁にくっつく「付着」や粒子同士の付着である「凝集」、その両者が関連する粉体の「流動」について、現象の実際と実操作での例を交えて、それら物性が働くメカニズムやその測定・評価方法や測定・評価した付着性、凝集性、流動性等を基に粉体ハンドリングをどう効率よく行っていくべきなのか?また、それらの物性が基となるハンドリングに際してのトラブルをどう回避、対処していくべきなのか? 等などについて、その考え方を概説します。 粉体ハンドリングの考え方を理解していただくのが本講座の趣旨ですが、理解の一助となるよう導入として、乾燥状態の粉体を取り扱う上 (=乾式粉体操作) での基本的な注意事項と、粉体操作、粉体特性の基本的な考え方も説明します。
- はじめる前に – 粉体を取り扱う際の基本的注意事項
- 高校の化学の復習 – ミクロとマクロの整理 -
- 粉と粒子について考える – 化学工学的粉体操作の考え方 -
- 粒子の大きさについて考える
- 粒子径とその分布の表し方
- はじめに – プロセス中での粉体粒子挙動の概要とその基本的考え方
- 付着の実際
- 付着と凝集、沈着と再飛散
- 粒子挙動に着目したハンドリング技術の分類
- 粒子の付着力と付着性
- 付着力
- 種々の付着力
- 付着力の比較
- 付着力の測定法
- 付着力と付着性の違い
- 「粒子が小さいと付着性は高い」は正しいか?
- 「粒子が小さいと付着力は強い」は正しいか?
- 付着力
- 付着性の評価
- 付着力の測定法
- 付着特性の評価法と評価実例
- 付着性と流動性
- 付着が関与する粉体操作
- 流体中での粒子同士の付着と、その分離操作 (=凝集粒子の分散)
- 分散操作の考え方
- 凝集体の分離操作と凝集現象
- 分散と分散安定化
- 種々の分散機
- 気中分散機と液中分散機の違い
- 粒子分散の実際
- 乾燥ナノ粒子の液中分散法の検討事例
- 分散操作の考え方
- 配管・装置など固体壁への粒子付着とその分離 (=粒子除去操作、乾式表面洗浄操作)
- 流体から粒子に作用する分離力を決める装置操作条件は何か
- 飛散現象とそのモデル化
- 付着微粒子の除去操作
- 壁面に付着した粒子に流体から作用する分離力の支配因子
- 流体中での粒子同士の付着と、その分離操作 (=凝集粒子の分散)
- 粉体層の圧縮成形操作
- 付着・凝集状態に着目した一軸圧縮成形の検討事例
- 圧縮成形体の充填率におよぼす粒子径の影響
- 顆粒成形法でのバインダー混合状態が成形体強度におよぼす影響
- 粉体の特性について考える
- 粉体ハンドリング技術の考え方
- おわりに
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
- 複数名: 25,000円(税別) / 27,500円(税込)
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。 - 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。