本セミナーでは、レアアース・レアメタルのサプライチェーンの動向を整理したうえで、国内での回収・精製技術の確立という論点にフォーカスいたします。
永久磁石からの希土類回収やリチウムイオン電池リサイクルなど、資源循環技術の到達点と現場での適用ポイントを整理し、あわせて国内外の事業化事例をご紹介いたします。
日時
- 2026年11月4日 13時00分〜 2026年11月4日 16時30分
開催予定
プログラム
2026年1月以降の中国による対日レアアース・レアメタル輸出規制により、特定国に依存するサプライチェーンの脆弱性が改めて露呈いたしました。使用済み製品からの回収 (都市鉱山) は、経済安全保障上の現実的な選択肢として急浮上しております。一方で、採掘地点を分散しても精製・加工段階で特定国を経由せざるを得ない構造が、大きな課題となっております。 本講演では、レアアース・レアメタルのサプライチェーンの動向を整理したうえで、国内での回収・精製技術の確立という論点にフォーカスいたします。永久磁石からの希土類回収やリチウムイオン電池リサイクルなど、資源循環技術の到達点と現場での適用ポイントを整理し、あわせて国内外の事業化事例をご紹介いたします。 講師は、大手ケミカルHDにて30か国以上の工場運営と、リサイクル技術開発・事業化に携わった経験を踏まえ、都市鉱山を「理念」ではなく「事業」として、採算・オペレーション・サプライチェーンの観点から具体的にお話しできればと考えております。解体・選別・回収という静脈系の現場を熟知しており、レアアース回収の実装上のボトルネックについても、実務者の目線でわかりやすくお伝えいたします。製造業の現場が明日から取り得る現実的な一手を、ご一緒に考えてまいりたいと存じます。
- はじめに:資源が「武器」になる時代の製造業
- 講師のリサイクル技術開発・静脈系現場の経験紹介
- 対日輸出規制が突きつけた、特定国依存サプライチェーンの脆弱性
- 「採掘地を分散しても、精製で特定国を経由する」という構造問題
- 都市鉱山を、理念ではなく事業として捉え直す視点
- レアアース・レアメタルのサプライチェーンを理解する
- どこに、何が、どれだけ依存しているか
- 永久磁石向けの供給構造
- ネオジム
- ジスプロシウム
- テルビウム等
- 電池材料、半導体材料向けレアメタルの調達状況
- 規制の広がりと、製造業の現場に表れる影響のタイムライン
- 国家備蓄、代替調達ルートの位置づけと限界
- 都市鉱山という選択肢:使用済み製品からの回収
- 使用済みモーター、電子機器、電池からの回収技術の現状
- 解体・選別の現場で起きる課題
- 混合物
- 微量
- コスト
- 回収を成立させるための、静脈ルートの設計
- 回収から精製・再利用までをつなぐ難しさ
- 資源循環技術の紹介
- 永久磁石からの希土類回収技術の比較と到達点
- 湿式法
- 乾式法
- 物理分離法
- リチウムイオン電池リサイクル技術の最新動向
- 湿式精錬
- 乾式製錬
- 直接リサイクル
- 解体・選別技術の高度化
- AI画像認識
- センサー融合
- 自動化
- 触媒・電子部品からのレアメタル回収プロセス
- ブラックマスの前処理と品質管理の実務
- 国内外の研究開発動向と、技術成熟度 (TRL) レベルでの判断軸
- 永久磁石からの希土類回収技術の比較と到達点
- 事例紹介
- 国内の都市鉱山事業化の事例
- 三菱マテリアル
- 住友金属鉱山
- JX金属等の動き
- 海外のレアアース調達多元化の事例
- 豪Lynas
- 米MP Materials
- 欧州CRMA関連
- 自動車・電機メーカーの取り組み事例
- 部品設計
- 回収スキーム
- サプライヤー連携
- CLOMA・AEPW・RECEICを活用した国際連携プロジェクトの事例
- 株式会社DCTAが関わるASEAN・インドネシアでのリサイクル実証事業の知見
- 事例から学ぶ、自社事業への展開のヒント
- 国内の都市鉱山事業化の事例
- 事業化の壁:採算と仕組みづくり
- 回収レアアースのコスト構造と、市況変動の影響
- 回収量を確保するための、製品回収スキームの設計
- リサイクル材を使う側 (磁石・部品メーカー) との連携
- 重希土類フリー磁石など、設計段階での依存低減という合わせ技
- 国内循環と国際連携:強靭なサプライチェーンへ
- 国内での回収・精製拠点づくりに向けた産官学連携
- 重要鉱物の国内循環を促す政策動向と、現場での活かし方
- 友好国との資源連携 (フレンドショアリング) の動きと、企業の関わり方
- まとめ:調達リスクを、循環で乗り越える
- 自社製品に含まれる重要鉱物を、まず把握することから
- 回収・代替・備蓄を組み合わせた、現実的なリスク低減策
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 複数名: 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
- 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
- 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 160,000円(税別) / 176,000円(税込)
- 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 190,000円(税別) / 209,000円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
- 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
- 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。
ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
- 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
ライブ配信セミナーをご希望の場合
- セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
- 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
- 視聴期間は2026年11月13日〜23日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。 - セミナー資料は別途、送付いたします。