ボトムアップによる新規事業テーマ創出の仕組み作りと運用方法

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プログラム

第1部 尖ったアイデアを事業につなげるマネジメントの仕組みと組織風土への変革

(2026年10月16日 9:00〜10:30)

 リアルとバーチャル、AIと人間、グローバルとローカル、経済価値と社会価値等、世の中は両極化が進むとともに、不確実性や不安定さが一層増大している。又、顧客の価値観・生き方も多様化し、特に昨今の生成AIの進化のスピードと影響力は、社会や企業活動、生活面にこれまでにない変革を迫っている。これからは、創造性に富み、未だかつてないワクワクする未来像をいかに世の中に提示できるかが企業の盛衰を左右する。  本セミナーでは、従来の取り組みや考え方等の問題点を挙げながら、「今、世の中で何が起こっているか」の考察を起点に、尖ったアイデアを事業につなげるためのR&Dマネジメントの仕組み変革とイノベーションを加速する組織風土づくりについて考える。

  1. 社会変化と経営課題
    1. VUCAの時代
    2. 両利きの経営
    3. AI時代の企業変革
  2. イノベーションを阻害する組織要因と解決策
    1. 事業を構想する
    2. イノベーションマネジメントの起点
    3. 尖り人材の活用 (インテリチャラ男の発掘と活躍の場の提供)
    4. 多様性の活用 (ダイバーシティ他)
    5. オープンイノベーション成功の秘訣
    6. フィードバックの重要性
  3. 価値づくりとつなぐマネジメント
    1. 価値共創を実践する組織能力
    2. 現場/顧客起点の価値づくり
    3. 技術起点の価値づくり (コア技術戦略)
    4. ステージゲートマネジメントの実践
    5. R&D部門と事業部門をつなぐ
    • 質疑応答

第2部 ボトムアップによる新事業創出と仕組みの作り方及び運用のポイント

(2026年10月16日 10:40〜12:10)

 市場環境や技術トレンドが急速に変化するなか、持続的な成長には現場発の新規事業テーマ創出が不可欠である。一方で、多くの企業では既存事業の重力や評価制度、不確実性への抵抗などにより、新たな挑戦が生まれにくい。  本講演では、ボトムアップで事業テーマを創出する仕組みづくりと運用のポイントについて、イノベーションの本質、不確実性への向き合い方、テーマ評価の考え方、オープンイノベーション活用の実践例を交えながら解説する。現場のアイデアを継続的な事業創出につなげる組織運営のあり方を紹介する。

  1. なぜ今、新規事業創出が必要なのか
    1. 市場環境の変化とイノベーションの重要性
    2. 既存事業と新規事業のバランス経営
  2. ボトムアップ型創出が機能する条件
    1. 新規事業が生まれにくい組織の特徴
    2. 挑戦を支える組織風土と制度設計
  3. 事業テーマ創出の進め方
    1. 顧客・社会課題起点での機会探索
    2. 技術シーズと市場ニーズの接続
  4. テーマを育てる運用方法
    1. 不確実性を踏まえた評価と意思決定
    2. ステージゲートと試行錯誤の両立
  5. オープンイノベーションの活用
    1. 外部連携による探索範囲の拡大
    2. 事業化を加速する実践事例
  6. まとめ
    • 質疑応答

第3部 新規事業テーマ創出への社内新規事業提案制度とその運用方法

(2026年10月16日 12:40〜14:10)

 創業70年を超える老舗メーカーであるタツタ電線が、既存事業の成熟という危機感を背景に、いかにして自己変革に挑んだのか。本講演では、社内新規事業提案制度「T-Challenge Program (Tチャレ) 」の立ち上げから現在までの2年間の軌跡を詳述します。  「失敗を前提とした制度設計」や「100%のリソース投入」といった3つのこだわり、そして熱量の低下という「2年目のジンクス」をどう乗り越えたのか。スポーツビジネスという異色分野での事業化事例を交え、伝統企業の文化の中で新しい価値を創造するための具体的なヒントを、実体験に基づきお伝えします。

  1. はじめに
    • タツタ電線が今、なぜ「新規事業」なのか
  2. 製造業を取り巻く環境変化と「両利きの経営」の実践
  3. 主力事業の停滞
    • 3年連続減益という厳しい現実からのスタート
  4. 「新規事業はほぼ失敗する」 — 冷徹な事実を直視した制度設計
  5. 徹底的なベンチマークで見えた「先行企業の失敗談」に学ぶ
  6. こだわり1
    • 部門不問・全社員対象。現場の「不満・不便」に種がある
  7. こだわり2
    • 領域の非制限。既存の「事業領域」の枠を壊す勇気
  8. こだわり3
    • 100%のリソース投入。片手間では荒波は越えられない
  9. 制度運用1年目
    • 予想外の反響と、溢れ出た社員の想い
  10. 経営陣の本気度が試される「ビジネスプランコンテスト」の緊張感
  11. 2年目に訪れた「2年目のジンクス」
    • 参加者激減の衝撃
  12. 現場ヒアリングで見えた本音
    • キャリアに対する不安と心理的障壁
  13. 制度のアップデート
    • 挑戦のハードルを下げる「二段構え」の仕組み
  14. 「お試し期間」の導入
    • 研修フェーズがもたらした行動変容
  15. 第1号案件『NEXTELLA』
    • 電線メーカーがバスケ大会を運営する理由
  16. 既存事業とのシナジーを追わない勇気が、新しい価値を創る
  17. 「やり続ける意思」と「適切なタイミングでのリソース投入」
  18. 新規事業への挑戦で得られる「ポータブルスキル」の価値
  19. 創業100年に向けて今すべきこと
    • 質疑応答

第4部 ボトムアップによる新規事業テーマ創出の仕組み作りと事業化の進め方

(2026年10月16日 14:20〜15:50)

 不確実性の高い時代において、企業の持続的成長のためには新規事業の創出が不可欠です。積水化学グループにおいても例外ではなく、既存事業の延長線上だけでは将来の成長を描ききれないという問題意識のもと、グループ全体の総力を挙げた事業創出を目的に、2023年より社内起業制度「C.O.B.U.アクセラレーター」を立ち上げ、運営してきました。  本講演では、制度の設立背景や運営の実際、そして運用を通じて見えてきた示唆について紹介し、生成AIへの対応やビジコンの今後についてお話しします。

  1. 制度創設の背景
    1. 会社概要と長期ビジョン
    2. なぜ今、ビジコンを始めたのか
  2. 制度設計における考え方
    1. 他社事例から見えてきた“NG行為”
    2. 既存制度を最大限活用するという考え方
    3. 社内承認までの奮闘と葛藤
  3. 社内起業制度「C.O.B.U.アクセラレーター」の全体像と特徴
    1. 制度概要と特徴
      1. 期目以降のブラッシュアップポイント
  4. プログラム運営の実際 – 盛り上がりを生む設計
    1. “大きく“始めた狙いと成果
    2. 「外見はクールに、中身はホットに」
    3. “現業ハレーション“の回避策
  5. 生成AIの進化と、制度運営に求められる変化
    1. AIの進化がプログラムに与える影響
    2. 「AI代筆アイデア」とどう向き合うか
  6. 制度の成熟と、これからの方向性
    1. 第1の谷がやってきた
    2. 事業化実例輩出のジレンマ
    3. ビジコンで人は育つのか?
    • 質疑応答

第5部 ボトムアップ型の新規事業創出と経営層の理解促進と巻き込み方

(2026年10月16日 16:00〜17:30)

 ボトムアップ型の新規事業創出において最大の壁となるのが、経営層の理解と支援をいかに引き出すかという問題だ。現場が熱意を持って取り組んでも、経営層との目線のズレや評価軸の違いが、せっかくのアイデアを埋もれさせてしまう。  本講演では、TDKでメイカースペース「TDK MAKER DOJO」や社内公募制度「TDK Launch Engine」を立ち上げた実践者として、経営層の意図を現場の仕組みに落とし込み、ボトムアップの活動を経営と接続させてきたリアルな試行錯誤とその知見を共有する。

  1. なぜ今、新規事業が必要なのか
  2. 経営トップからの要望「イノベーションが継続的に起こり続ける仕組みが欲しい」の背景
  3. ボトムアップ新規事業の「全体地図」を描く
  4. ボトムアップの起点:メイカースペース「TDK MAKER DOJO」誕生の背景
  5. 「自分のやりたいこと」と「トップの方向性」を結びつける技術
  6. 経営層を動かす「言語化」 – 各部門長が“刺さるポイント“を見極める -
  7. 社内公募制度「TDK Launch Engine」の設計思想と運営実態
  8. ボトムアップとトップダウンの「両輪」設計:役割分担の明確化
  9. 現場の「変わり者」を孤立させない
  10. 試行錯誤 (しくじり) から学ぶ:デザイン思考・リーンスタートアップのB2B企業での限界
  11. エンジニアが「顧客」に向き合えない壁とその突破法
  12. 顧客インタビューを「手順化」する実践ノウハウ
  13. ボトムアップの活動を「経営の言葉・実利」に翻訳する方法
  14. 「味方をつくる」戦略
  15. 経営層を「巻き込む」のではなく「味方にする」発想の転換
    • 質疑応答

受講料

  • 1名様: 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 複数名: 55,000円(税別) / 60,500円(税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 220,000円(税別) / 242,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 250,000円(税別) / 275,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
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