EV・HEV、自動運転、コネクテッド化の進展に伴い、EMC設計は製品性能・信頼性・競争力を左右する重要技術となっております。
本セミナーでは、EMCの歴史をひも解きながら、SiC・GaNなど最新パワー半導体時代のノイズ課題、予防的EMC設計、シミュレーション活用、OEM・Tier1協調設計まで体系的に解説いたします。
日時
- 2026年10月23日 10時00分〜 2026年10月23日 16時00分
プログラム
自動車業界は今、電動化・自動運転・コネクテッド化といった「100年に一度の変革期」を迎えています。その中核を担うのがパワーエレクトロニクス技術です。本講義資料では、車載パワーエレクトロニクス機器におけるEMC (電磁両立性) 設計の本質と最先端の実践について、歴史から最新動向、そして未来展望まで体系的に解説しています。従来の「規格を守るための受け身のEMC」から、設計初期段階からノイズリスクを予測し、システム全体で最適化する「能動的・戦略的EMC」への転換が求められています。特にEV/HEVの普及により、IGBTやSiC、GaNなどのパワー半導体が主役となり、高速・高電圧スイッチングによる新たなノイズ課題が顕在化。これに対し、パワーカード構造やインターリーブ方式、シールド・束線・筐体設計など、構造的・システム的なノイズ対策が進化しています。また、モータベアリングの電食 (EDM) や巻線絶縁破壊といった“自家中毒”現象への予防的設計も重要なテーマです。 さらに、3D-FEMやSPICEなどのシミュレーション技術を活用した“試作レス開発”や、OEMとTier1が協働してEMC仕様を共創する体制づくり、デジタル認証 (仮想試験) への対応など、パワーエレクトロニクス分野のEMC設計は今や製品信頼性・ブランド価値を左右する戦略的武器となっています。本資料を通じて、パワーエレクトロニクスのEMC設計が“守り”から“攻め”へ、そして“価値創造”の時代へ進化していることを実感していただけるはずです。
- 第0章:はじめに・全体構成
- EMC設計の重要性と進化
- 講演の全体構成と狙い
- 第1章:EMCとは何か? 〜歴史・動向・技術・事例からの考察〜
- EMCの本質:「環境と調和して動作する技術」
- 電話のクロストークから始まったEMCの歴史と進化
- EMCの3要素:規格・技術・自家中毒 (セルフEMI)
- 評価軸の変化:「規格順守」から「信頼性・安全性・性能の両立」へ
- EV・自動運転・通信技術の進展によるノイズ環境の複雑化と規格の限界
- EMCの本質:「環境と調和して動作する技術」
- 第2章:車載電子機器における半導体の進化とEMCの課題
- ノイズ源の変遷:機械的スイッチからパワー半導体へ
- IGBT、SiC、GaNなどの高速スイッチングによる新たな高周波ノイズ
- EPSやHEVインバータにおける多層的ノイズ対策の実例
- EDMや巻線絶縁破壊など、自家中毒現象への予防的設計の重要性
- ノイズ源の変遷:機械的スイッチからパワー半導体へ
- 第3章:EMCの及ぶ範囲と予防的EMC設計
- EMC設計は「後付け」から「設計思想」へ
- 設計初期からのノイズリスク見積もりとシステム最適化
- 予防的EMC設計の具体例 (EDM対策、絶縁破壊対策、DCリンク配置など)
- OEMとTier1による協調設計とEMC仕様の共創の必要性
- EMC設計は「後付け」から「設計思想」へ
- 第4章:EMC設計におけるシミュレーションの活用
- 3D-FEM、FDTD、SPICEなどによる設計初期からのノイズリスク評価
- PCB設計における基本原則とノイズ抑制のための工夫
- ADS、PSpice、Ansys SIwave等のツール活用と適材適所の選定
- デジタル認証 (仮想試験) 時代への備えとノイズマップ解析の重要性
- 3D-FEM、FDTD、SPICEなどによる設計初期からのノイズリスク評価
- 第5章:まとめと今後の展望
- EMC設計は「製品の信頼性」そのもの
- システム全体・社会インフラとの協調設計への進化
- モデル・データの標準化と提供体制の整備
- EMC仕様の共創と、デジタル認証時代への対応が競争力の鍵STEP1:設計力の中のデザインレビュー
- EMC設計は「製品の信頼性」そのもの
- Q&A
受講料
- 1名様: 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 複数名: 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
複数名同時申込割引について
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
テキスト送付に係る配送料
別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
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- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
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- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。