AIの急速な普及に伴い、サーバーやデータセンターでは発熱対策が重要課題となっています。
本セミナーでは、熱設計の基礎となる伝熱の考え方から、AIサーバー向けの空冷・直接液冷 (DLC) ・液浸冷却・Direct to Chipなどの最新冷却技術、放熱材料・放熱デバイスの動向まで体系的に解説いたします。
さらに、データセンターのPUE改善や空調技術、今後の冷却技術の方向性について解説し、高発熱時代に求められる放熱設計の実践知識を幅広く習得いただけます。
日時
- 2026年10月14日 10時00分〜 2026年10月14日 16時00分
開催予定
プログラム
ChatGPTに端を発したAIブームはその適用範囲を急激に広げ今や日常に不可欠なインフラになりつつあります。しかし、AI検索処理はWeb検索の十倍以上の電力を消費するため、AIチップの発熱量は1kWを超えるレベルに達しています。高発熱デバイスの冷却は空冷の限界を超え、直接液冷 (DLC) 、液浸、蒸発/沸騰冷却へと性能を急激に増大させています。 またデータセンタではPUE (電力使用効率) の低減やスペース効率向上のため、アイルコンテインメントから水冷INROWやリアドア水冷、間接蒸発冷却などさまざまな試みがなされています。 本講ではまず伝熱知識の習得からはじめ、現在行われているさまざまなAIサーバ、データセンタの熱対策、冷却技術開発研究について幅広く解説し、今後の方向性について解説します。
- AIの普及によるデータ処理量の増加と冷却技術課題
- エレクトロニクスのキーデバイスと熱
- デバイス・実装技術の進歩に伴う3つの熱問題
- GPUの消費電力変遷と今後
- 熱設計に必要な伝熱知識
- なぜ熱対策が重要か? 熱を制しないと機能・性能が発揮できない時代に
- 熱移動のメカニズム
- ミクロ視点とマクロ視点
- 熱の用語と意味
- 熱伝導・対流・輻射のメカニズムと基礎式、パラメータ
- 4つの基礎式から熱対策パラメータを導く
- 機器の放熱経路と熱対策マップ
- AIサーバーの冷却技術1 (強制空冷)
- 要求されるサーバの冷却能力 (NVIDIA)
- 高発熱半導体デバイスの放熱経路と放熱ボトルネック
- CoWoSパッケージの内部構造と冷却器への接触熱抵抗
- 使用されるTIM (PCMや液金)
- AIサーバーの冷却技術2 (冷却デバイスと材料)
- ヒートパイプとベーパーチャンバー
- 3Dベーパーチャンバーの登場
- 高静圧2重反転ファン
- 使われるTIMの種類と特徴
- TIMの選定における注意点、評価方法、ポンプアウト対策
- 新しい材料のトレンド
- ギャップフィラ
- PCM
- 液体金属
- AIサーバーの冷却技術3 (直接液冷:DLC)
- 空冷から液冷への移行で実現する薄型化
- VeraRubinの1Uトレイと水冷機構
- マルチステージ降圧電源と冷却
- 垂直給電とインパッケージ垂直給電
- 光電融合 (CPO) の液冷方法
- NVlinkにみるELS光スイッチ
- AIサーバーの冷却技術4 (液浸冷却)
- 液浸の種類とベンチャー企業
- DLCと液浸のメリットデメリット
- 今後有力な冷媒とは
- GRCなどの企業が採用する冷媒
- 単相か二相か、メリットデメリットと将来性
- AIサーバーの冷却技術5 (Direct to Chip)
- 三次元マイクロ流路
- TSMC/IBMのオンチップ冷却
- 二相オンチップ冷却の研究開発状況
- データセンターの熱問題とその対策
- PUE目標 (エネ庁)
- コールドアイル・ホットアイル
- 水冷INRow / 水冷リアドア
- 最新冷却技術とその課題
- 空調設備の効率化 間接蒸発冷却/外気採り入れ
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 複数名: 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
複数名同時申込割引について
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
テキスト送付に係る配送料
ライブ配信・アーカイブ配信受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。
ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー
- 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
ライブ配信セミナーをご希望の場合
- セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
アーカイブ配信セミナーをご希望の場合
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
- 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
- 視聴期間は2026年10月21日〜27日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。 - セミナー資料は別途、送付いたします。