本セミナーでは、積層セラミックコンデンサ (MLCC) などの誘電体材料として広く使用されているチタン酸バリウムについて取り上げ、MLCC (積層セラミックスコンデンサ) の小型化・高容量化・高性能化にチタン酸バリウムが担う技術を詳しく解説いたします。
積層セラミックスコンデンサ (MLCC) の基礎と技術的課題、誘電特性の基礎、チタン酸バリウム系材料の誘電分極機構、チタン酸バリウムのサイズ効果、チタン酸バリウムの欠陥化学、誘電体の絶縁破壊機構について詳解いたします。
日時
- 2026年10月21日 10時30分〜 2026年11月4日 16時30分
開催予定
プログラム
積層セラミックスコンデンサ (MLCC) は、ファインセラミックス産業最大の製品である。MLCCの誘電体層の主原料であるチタン酸バリウムは誘電体産業におけるエース材料として確固たる地位を築いているが、その最たる要因は使用温度域で誘電率が非常に高いことである。 本講演では、まずこの理由を分極機構に基づいて詳しく解説する。一方、MLCCの小型化・高容量化・高性能化のためには、幾つかの技術的課題が山積している。特に、チタン酸バリウムの誘電率がグレインサイズによって変化する「サイズ効果」や、高温・高電界下での「絶縁信頼性」は次世代のMLCCを開発する上で重要な知見であると考えられるので、これらを決める要因について起源から詳しく説明する。
- はじめに
- 積層セラミックスコンデンサの基礎と技術的課題
- MLCCの市場
- MLCCの役割
- MLCCの構造的特徴
- MLCCの小型化・大容量化
- MLCCの製造方法
- MLCCの現状と技術課題
- 誘電現象の基礎とチタン酸バリウムの誘電分極機構
- 誘電現象
- 誘電性の微視的起源:誘電分極機構
- チタン酸バリウムの強誘電性
- チタン酸バリウムの結晶構造と物性
- チタン酸バリウムの誘電分極機構
- リラクサー強誘電体の分極機構
- チタン酸バリウム系強誘電体のサイズ効果
- チタン酸バリウム微粒子のサイズ効果
- チタン酸バリウムセラミックスのサイズ効果
- 圧電特性のグレインサイズ依存性
- 微量添加物のサイズ効果への影響
- MLCCの絶縁信頼性
- 誘電材料への耐還元性の付与
- チタン酸バリウムの欠陥化学
- 誘電体の絶縁破壊現象
- 高温・高耐圧誘電体材料の設計指針
- まとめ
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
- 複数名: 25,000円(税別) / 27,500円(税込)
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。 - 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
アーカイブ配信セミナー
- 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
- お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
- 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
- 視聴期間は2026年10月21日〜11月4日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。 - セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。