本セミナーでは、ステージゲート・プロセスの基礎から解説し、実際の各ゲートでの評価項目、ゲートでの議論の方法、その他運用法および体制について詳解いたします。
日時
- 2026年9月29日 10時30分〜 2026年9月29日 16時30分
開催予定
プログラム
ステージゲート・プロセスは、日本ではステージゲート法という名前で呼ばれていますが、ステージゲートは決して方法論ではありません。全ての企業のテーマ・マネジメントプロセスはなんらかの形で評価の場、すなわち「ゲート」が存在していますので、すでにステージゲート・プロセスの構造となっています。しかし、多くの企業において、テーマの評価の視点や意思決定の仕組みは明文化されていません。 またステージゲートに関しては、日本企業の間で様々な誤解が存在しています。そのような結果、筋がさほど良くないテーマが滞留している、といったことが多くの企業で常態化しています。このように適正に行われていないテーマの評価を、評価の視点を決め、評価・意思決定の方法を定め、きちんとした仕組みとして運用していく必要性および効果には、極めて大きなものがあります。また、本来のステージゲート・プロセスは、単にテーマのマネジメントを効果的・効率的に行なうだけでなく、革新的な製品や技術を継続的に生み出すことを目的としています。 本セミナーではこのようなステージゲート・プロセスの本来的な意味を紹介し、その後それらを踏まえた実際の各ゲートでの評価項目、ゲートでの議論の方法、その他運用法および体制についての議論を行います。
- ステージゲート・プロセスとは本来どのようなものか?
- ステージゲート・プロセスとは?
- ゲートでは製品や事業の成功の視点で評価する
- ステージゲートは方法論ではない
- ステージゲート『法』という命名は誤り
- 全てのプロセスには既にステージとゲートが存在
- 英語ではStage – gate process
- ステージゲート・プロセスの背景と歴史
- なぜ今きちんとしたステージゲート・プロセスが必要なのか?
- 21世紀の日本の産業界の現実
- 日本企業が行く道
- 革新的製品・事業・技術創出には
- ステージゲート・プロセスの狙いの新しい視点
- 不確実性に積極的に対処し、かつマネイジする
- 個別テーママネジメントから全体マネジメントへ
- ステージゲート・プロセスの誤解と正しい理解
- テーマを切るためのものではない
- 経営者の意思決定の『代替』ではない (意思決定の強力な『支援』の仕組み)
- 進捗管理の手法ではない (ゲートでは進捗管理も行うが)
- デザインレビューの一部ではない
- 「不確実性の高い初期段階には役に立たない」ものではない
- 評価に技術や事業の「目利き」は必要ではない (「目利き」を不要とする仕組み)
- 不確実性への対応としてのステージゲート・プロセスの10の工夫
- 不確実性を減らす
- 工夫1:市場と対話する
- 工夫2:早くから仮説を考える
- 工夫3:皆で知恵を出し合う
- 不確実性を受け入れる
- 工夫4:テーマを沢山生み、沢山中止する (多産多死)
- 工夫5:段階的に投資額を増やす
- 工夫6:評価は初めは粗く、後では精緻に
- 工夫7:初期には迷ったら承認する
- 人間の判断の誤りに対処する
- 工夫8:中止になっても非公式には継続の自由を与える
- 工夫9:中止テーマに別予算を与える
- 中止しても成果を活用する
- 工夫10:中止になっても金庫に保存し活用する
- 不確実性を減らす
- ゲートの役割と評価項目
- ゲートの役割
- テーマ評価項目の大前提
- テーマ評価項目を「全員で共有」
- 真に適正性のある評価項目・体系の設定が必須
- ゲートにおける評価項目の全体像
- 評価項目I:「プロジェクトの進捗度」
- 評価項目II:「プロジェクトの魅力度」に関する評価項目例 (※:この部分は評価項目別に詳細に議論)
- 評価項目III:「今後の課題・施策・計画・目標」
- 各ゲート別評価項目 (例)
- ゲートでの評価と意思決定
- 評価者の役割
- 誰が評価するか? (ゲート会議出席者)
- 評価のタイミングは?
- 各ステージ期間は?
- 誰が成果物 (ゲート会議用資料) を作るか?
- プロセスマネジャーとは?
- プロセスマネジャーの役割
- プロセスマネジャーは誰がなるか?
- 議論・意思決定の3つのステップ (準備およびゲート会議の進め方)
- 3つのステップ
- ステップ1:事前準備
- ステップ2:プレゼンテーション
- ステップ3:意思決定
- 注意点
- 必ずゲート会議用テンプレートを作る
- 多様な知/経験を集める評価・議論/その為の工夫
- 意思決定者1人が意思決定
- 3つのステップ
- ステージゲート・プロセスの導入事例 (富士フイルム)
- ステージの活動
- 成果物 (ゲートに向けての評価用資料) の作り方
- 情報源・情報収集法
- 仮説・検証・進化を中心に
- フェルミ推定を活用
- ステージゲート・プロセスの種類
- 最後に:ステージゲートのその他の重要な意味
- 新規事業・新製品を成功に導くため強力な仕組み
- 組織をイノベーティブにする強力な仕組み
- 研究者の事業化マインドを高める
- 評価者にとっての学びの場
- 試行錯誤を通じ今後のイノベーション創出へ貢献
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
- 複数名: 25,000円(税別) / 27,500円(税込)
免責事項
講師と同業者、コンサルティング業の方の受講はお断りいたします。
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。 - 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。