オルガノイド・MPSの活用によるin vitro薬物動態・毒性評価の最前線

オンライン 開催

本セミナーでは、医薬品の体内動態及び毒性発現のin vitro実験による予測法の現状と課題を解説いたします。
また、製薬企業の実務担当者に向けて、米国・欧州・アジアの最新規制動向や、ISO・OECDにおける国際標準化の潮流を解説いたします。
さらに、実用化に不可欠なシステム要件 (インラインモニタリング技術等) を解説し、MPS実用化の最前線と今後の展望を共有いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 「薬物動態・毒性予測のための実験系の現状と課題」

(2026年8月27日 13:00〜13:55)

 本講演では、薬物動態や毒性予測のためのin vitro実験系の現状について振り返ると共に、これまでの実験系が抱えてきた課題について共有した上で、現在、その課題を克服するためにどのような実験系が新たに構築されつつあるのかといった変遷について共有したい。

  • 薬物動態予測のために必要とされる速度論パラメータとは?
  • 各素過程の動態パラメータを予測するための考え方 (animal scale up, in vitro-in vivo extrapolation)
  • 薬物の肝・腎クリアランスの予測のための実験法・評価法
  • 薬物の分布容積のための実験法・評価法
  • 薬物のバイオアベイラビリティのための実験法・評価法
  • 薬物トランスポーターが関与する場合の新しいクリアランスの考え方 (extended clearance concept)
  • 薬物トランスポーター機能の予測のための実験法・評価法
  • in vitroデータを統合的に用いたヒトin vivo体内動態予測のための生理学的薬物速度論 (PBPK) モデルの考え方
  • 各実験系が抱える課題の整理
  • 肝毒性・腎毒性予測のための実験系の現状と課題

第2部「小腸オルガノイドの活用による薬物吸収および消化器障害リスクの予測」

(2026年8月27日 13:55〜14:55)

  • これまでの消化管モデル細胞系の抱える問題点
  • ヒト小腸幹細胞の継代培養および分化法
  • ヒト小腸幹細胞由来分化細胞を用いたヒト消化管吸収特性の予測
  • Vitrigel chamberを用いた96 wellハイスループット吸収特性解析法
  • In vitro実験系から得られた結果のin vivo動態パラメータへの外挿法
  • 小腸幹細胞を用いた抗がん剤による下痢リスク評価法およびその実例
  • 抗がん剤による悪心・嘔吐リスクを予見するための新規in vitro評価法およびその実例
  • 消化管粘膜傷害を予見するための細胞表面ムチン層の高さ測定法
  • 細胞表面ムチン層の高さコントロールのための培養法
  • 他の消化器毒性予測系構築の試み
  • 質疑応答

第3部「MPSの活用による薬物動態・毒性評価の現状とregulatory acceptanceまでの道のり」

(2026年8月27日 15:10〜16:20)

 FDA Modernization Act 2.0の制定を契機に、動物実験に代わるNAMs (MPS等) の薬物動態・毒性評価への活用と法的受容が世界的に加速しています。  本講座では、製薬企業の実務担当者に向けて、米国・欧州・アジアの最新規制動向や、ISO・OECDにおける国際標準化の潮流を概説します。さらに、日本のAMEDプロジェクト等を通じたレギュラトリーアクセプタンスへのロードマップや、実用化に不可欠なシステム要件 (インラインモニタリング技術等) を解説し、MPS実用化の最前線と今後の展望を共有します。

  1. はじめに:MPS (生体模倣システム) 研究の背景と創薬応用の現状
  2. MPSの創薬応用への世界の潮流と規制動向
    • FDA Modernization Act 2.0 / 3.0のインパクトとIND承認事例
    • 米国NIH主導の大規模イニシアチブ (Complement-ARIE) と検証ネットワーク (VQN)
    • FDA ISTANDパイロットプログラムによる特定の目的に限定した適格性認定
    • EMAガイドライン改訂と英国の「動物利用の段階的廃止戦略 (ロードマップ) 」
    • Organ-on-Chip開発におけるISO (TC 276等) の組織再編と標準化体制
    • TEX-VALコンソーシアム等の産官学連携によるMPSの性能検証
    • 他
  3. 日本における社会実装とレギュラトリーサイエンスの取り組み
    • AMED-MPSプロジェクトを通じた社会実装から規制利用への橋渡し
    • PMDAの取り組み
    • 日本国内で利用可能な市販MPSプラットフォームの現状
  4. 国際標準化の潮流とin vitro Toxicokineticsの新たな概念
    • OECDテストガイドライン (DRP) 化へのロードマップ
  5. Regulatory acceptanceに向けたMPSの技術的要件と課題
    • ユーザーニーズに基づくMPSの性能基準 (再現性・堅牢性等) の確立プロセス
    • GLP (優良試験規範) 施設等の要件に適合するMPSシステムのあり方
    • In-Line Cell Vital Monitoring (インラインでの細胞機能・環境モニタリング) の重要性と技術
  6. おわりに
    • MPS World Summitや国際MPS学会 (iMPSS) など、これからのコンソーシアムの展開と実務者へのメッセージ
    • 質疑応答
    • 全体のQ&A (2026年8月27日 16:20〜16:30)

受講料

  • 1名様: 42,700円(税別) / 46,970円(税込)
  • 複数名: 22,500円(税別) / 24,750円(税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,700円(税別) / 46,970円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2027年1月7日〜21日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
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