本セミナーでは、真空断熱材の建材応用、断熱・遮熱性試験法、特に熱伝導率測定にスポットを当てて解説いたします。
(2013年1月16日 12:30~14:00)
近畿大学 建築学部 教授 博士 (工学) 岩前 篤 氏
(2013年1月16日 14:15~15:45)
一般財団法人建材試験センター 主任 田坂 太一 氏
近年、建物の省エネ対策を目的とした様々な建材が開発されている。これらの建材の種類は多種多様であり、その性能も異なる。これらの建材を適切に使用する、あるいは普及させるためには、性能を明らかにすると共に、適切な試験方法により精度の高い測定を行う事が必要不可欠である。 本セミナーでは、各種建材の断熱・遮熱性に関する試験方法について紹介する
(2013年1月16日 16:00~17:30)
東京工業大学 大学院理工研究科 有機・高分子物質専攻 教授 工学博士 橋本 寿正 氏
熱伝導の基礎から、測定法まで熱移動に関する基本的な概念について解説し、実際の材料への適用する場合の留意点について解説する。 特に演者らが進めてきた温度波熱分析法について、新たに温度波の伝搬解析から熱伝導率を直読する装置を紹介する。 現場持ち込み型の装置の重要性を述べると共に講演途中で装置を駆動し、測定時間、安定までの時間などを実感していただく。 応用テーマとして、発泡高分子、断熱建材などの評価法として、従来から用いられている定常法との関連を論ずる。