症例数設定とエンドポイント設定は、臨床開発計画において非常に重要な項目であり、開発の成否に大きく影響します。
これらに関する基本的な考え方について、統計の専門知識がない方を対象に、具体例を用いて初歩からやさしく説明します。
第1部 症例数設定の基本的な考え方
- 症例数設定の重要性
- 症例数設定における基本的な考え方
- 症例数算出の基礎
- 推定に基づく考え方
- 仮説検定に基づく考え方
- 症例数に影響する臨床試験の工夫
- 探索試験における症例数設定のポイント
- 初期の探索的試験における症例数設定
- 用量範囲探索試験における症例数設定
- 検証試験における症例数設定のポイント
- 用量反応試験における症例数設定
- 優越性試験における症例数設定
- 非劣性試験における症例数設定
- 安全性に基づく症例数設定
- 国際共同試験における症例数設定
- 試験途中における症例数再設定
- 症例数と臨床試験のリスク評価
第2部 エンドポイント設定の基本的な考え方
- エンドポイントとは
- エンドポイントのタイプ
- エンドポイントの要件
- 信頼性
- 妥当性
- 感度・反応性
- 実施可能性
- 複数エンドポイントの利点と問題点
- 多重性の問題
- 多重性の問題を解決する方法
- 複合エンドポイントの利点と問題点
- 代替エンドポイント
- 代替エンドポイントの利点と問題点
- 代替エンドポイントの妥当性
- 具体例によるエンドポイント設定の留意点