日時
- 2026年9月15日 10時30分〜 2026年9月15日 16時15分
中止
プログラム
第1部 量子技術を活用したマテリアルズ・インフォマティクスによる樹脂製品の組成最適化
(2026年9月15日 10:30〜12:00)
材料開発における組成最適化は、成分数や制約条件の増加に伴い探索空間が急拡大し、従来手法では網羅性・多様性の確保が難しい。 本講演では、マテリアルズ・インフォマティクスの概観と活用事例を紹介する。また、量子アニーリングの基礎を平易に解説した上で、独自に開発した古典量子ハイブリッドアルゴリズムと、電子部品材料および接着剤への適用事例を紹介し、量子技術を活用したMIの可能性と今後の展望について共有する。
- マテリアルズ・インフォマティクス概観
- マテリアルズ・インフォマティクス (MI) とは
- 三井化学におけるMIの取り組み
- 組成最適化へのMI活用事例
- 材料開発の組成最適化での課題
- 量子アニーリングの概観
- 量子アニーリングの基礎
- 組合せ最適化問題
- 量子アニーリングを用いたブラックボックス最適化
- 化学分野における量子アニーリングの活用事
- 三井化学での量子アニーリング活用事例
- 古典量子ハイブリッドアルゴリズムの開発
- 電子部品材料の組成最適化
- 従来手法との探索結果の比較
- 抽出組成の多様性評価
- 接着剤の組成最適化
- シミュレーテッドアニーリングによる探索
- 抽出組成の分析
- まとめと今後の展望
- 質疑応答
第2部 マルチタスク機械学習を用いた生分解性プラスチックの材料設計と相反する特性の両立
(2026年9月15日 13:00〜14:30)
- ポリマーインフォマティクス
- マテリアルズインフォマティクス (MI)
- プロセスインフォマティクス
- ポリマーインフォマティクスの難しさ
- 高次構造データの扱い
- 多目的最適化を用いた分解とタフネスの両立
- ベイズ最適化
- 分解性ポリアミドの多目的最適化
- 多因子解析
- マルチモーダル・マルチタスク機械学習
- マルチモーダル・マルチタスクとは
- 配合やプロセスの異なる分解性ポリエステルの調製
- 機械学習モデルの構築と説明可能AI
- 代理目的変数を用いたベイズ最適化
- 生分解性高分子におけるMI設計の課題
- 測定データから代理目的変数の抽出
- 代理目的変数に対するベイズ最適化
- 質疑応答
第3部 AI画像解析によるフィラー粒子の定量化とインフォマティクスを用いた最適条件の探索
(2026年9月15日 14:45〜16:15)
材料開発や製造工程の改善では、画像に多くの情報が含まれているにもかかわらず、画像を構造化 (数値化) できないために、その情報をインフォマティクスへ活用することが困難であった。 本講演では、画像を数値化する鍵となるセグメンテーション技術を基礎から解説し、従来の二値化・エッジ検出や、異常検知・物体検出AIとの違いを明らかにする。さらに、教師データ不要・全自動で利用できるAI画像解析サービス「GeXeL」を用いて、フィラー粒子の大きさや形状を高精度に数値化し、その結果を説明変数としたインフォマティクス (イメージインフォマティクス) により製造条件を最適化した具体事例を紹介する。Lasso・ランダムフォレストによる重要変数解析からベイズ最適化による条件探索までを示し、画像情報を定量的に材料・プロセス開発へ組み込む実践的なアプローチを解説する。
- 画像とインフォマティクス 〜画像の構造化 (数値化) という壁〜
- 材料開発・製造工程に潜む非構造データ (画像) の価値
- マテリアルズ/プロセスインフォマティクス (MI/PI) が抱える課題
- イメージインフォマティクス (ImI) という発想
- 従来の画像解析手法とAIの違い
- 古典的手法 (二値化・エッジ検出) の限界と「閾値のジレンマ」
- 異常検知AI・物体検出AIでは構造化できない理由
- AIの登場による画像解析のパラダイムシフト
- 画像を構造化するセグメンテーション手法
- セグメンテーションの種類
- セマンティック
- インスタンス
- パノプティック
- 輪郭抽出から得られる23項目以上の幾何・統計パラメーター
- 用途別の特徴量抽出例
- フィラー
- 触媒
- 繊維
- 粉体
- 焼結体
- ナノ粒子
- セグメンテーションの種類
- 高精度・高速・低価格なAI画像解析ツール「GeXeL」
- 普及を阻んでいた3つの壁
- 精度
- 育成
- 価格
- 教師データ不要・全自動・クラウドでの解析フロー
- 難解な画像への対応
- ナノ粒子
- ぼやけ
- 低コントラスト
- 焼結体
- 出力データ (数値化結果) の例
- 普及を阻んでいた3つの壁
- 【事例】フィラー粒子の定量化とインフォマティクスによる最適条件探索
- 課題設定
- 最大長の増大と変動係数CV≦10%の多目的最適化
- 画像解析ステップ
- 粒子認識と幾何パラメーターの数値化
- 条件最適化ステップ
- 説明変数・目的変数の設計
- LassoとランダムフォレストによるモデリングとRMSE/R2評価
- ベイズ最適化による条件探索 (獲得関数EIとLCBの比較)
- 課題設定
- イメージインフォマティクス (ImI) の展望
- 「製造条件→画像→物性」という因果構造のモデル化
- 他材料系への展開
- 高分子
- ゴム
- 電池
- 触媒など
- 暗黙知の数値化と、標準化 (ISO/JIS) への発展
- まとめ
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
- 複数名: 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
- 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
- 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 200,000円(税別) / 220,000円(税込)
- 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 230,000円(税別) / 253,000円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
- 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
- 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。 - ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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