リチウムイオン電池ドライ電極の作製技術と製造プロセスの設計

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本セミナーでは、ドライプロセス電極の実現に向けて、バインダー材料に求められる役割と成膜・電極形成の考え方を整理して解説いたします。
ウェット法との違いを踏まえ、成膜性、電極構造、実用化課題など、材料メーカーに必要な開発視点を修得いただけます。

日時

開催予定

プログラム

第1部 リチウムイオン電池のドライプロセスの特徴と材料・工程の課題

(2026年9月9日 11:00〜12:30)

 ドライプロセスとは溶媒を使用せず、乾燥工程を省くことが出来るプロセスとして環境とコストの両立が可能な電極製造方法として注目されてきた。一方でまだ一部の電池に使われ始めたがなかなか採用するメーカーが増えてこないという製造方法となっている。理由としては優れた加工方法だが、まだ製造方法や材料が確立していない事による。  ドライプロセスにおける重要なポイントは加工方法であるが、それは加工の専門家にお任せし、本講では材料からの切り口、特に最重要材料であるバインダーを中心に説明して行く。また昨今話題の全固体電池の製造方法としてのドライプロセスの見方についても説明する。

  1. ドライプロセス
    1. ドライプロセスのメリット・デメリット
    2. Polymer fibrillationとDry spraying deposition
  2. 全固体電池とは
    1. 固体電解質
    2. 全固体化のメリット・デメリット
    3. 製造方法としてのドライプロセス
  3. ニュースから見る全固体電池まわりの現状
    1. 日本メーカーの状況
    2. 海外メーカーの状況
    • 質疑応答

第2部 ドライプロセスに向けた撹拌混合造粒装置による

(2026年9月9日 13:30〜14:30)

 ドライプロセスに向けたPTFEバインダーのフィブリル化技術について、撹拌混合造粒装置VGを用いた検討を実施した。LFPとAB、PTFEを種々撹拌条件にて混合し、PTFEをフィブリル化することで合剤にシート成形性を持たせることができた。  これをハーフセルにて評価し、従来の液LiBよりも充放電特性の高い電池を作製できたので報告する。この他、当社粉粒体加工装置を用いた粒子コーティングや精密混合、微細造粒についても概説する。

  1. 粉体処理装置メーカーパウレックについて
    1. 会社紹介
    2. 様々な分野で適用できる粉体処理装置
  2. ドライプロセス導入の背景
    1. WETプロセス v.s. DRYプロセス
    2. ドライプロセスのメリット、デメリット (課題)
    3. 業界での動き
  3. 撹拌混合造粒機バーチカルグラニュレーターについて
    1. 装置の概要、構成について
    2. スケールアップについて
    3. 運転パラメータの考え方について
  4. ドライプロセスに使われる原料について
    1. 正極活物質 (あるいは負極活物質)
    2. バインダーとその特性
    3. 導電助剤
  5. 実験条件と結果および評価
    1. 実験の流れ
    2. 実験の条件
      • 回転数
      • 温度
      • 処理時間
    3. 粉体特性評価
      • 粒度分布
      • 安息角
      • SEM観察
  6. 電池としての評価
    1. ハーフセル製造条件
    2. 充放電試験
    3. 結果と考察
  7. まとめと今後の課題
    • 質疑応答

第3部 LIBドライ電極製造技術の開発

(2026年9月9日 14:45〜15:45)

  1. LIBドライプロセスの開発経緯
    1. 会社紹介
    2. LIBコータ事業のご紹介
  2. LIBドライプロセスのメリット
    1. 消費エネルギー削減とCO2排出抑制
    2. 設置面積の省スペース化
    3. 材料ロスの改善
  3. 世の中にあるLIBドライプロセスの事例
    1. PTFEを用いた方法
    2. 静電塗装を用いた方法
  4. 東レエンジニアリング独自のドライプロセス
    1. 材料の特徴
    2. 装置の特徴
    3. パターン性
  5. 今後の展望
    • 質疑応答

受講料

  • 1名様: 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
  • 複数名: 50,000円(税別) / 55,000円(税込)

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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

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