レオロジーは「数式が多い」「データはとったがどう見たらいいのか解らない」など, 敷居が高いというイメージがあります。
本講座を受講すると敷居が低くなり,さあ明日から取り組んでみようと思えるはずです。 講義だけにとどまらず実際のデータを描いたり,解析したりすることで, レオロジーを本当に使える道具にするための講座です。
- レオロジーとは?
- レオロジーの目的
- 時間温度換算則
- 剪断と引っ張り
- ニュートンの法則とフックの法則
- MaxwellとVoigt
- 静的粘弾性測定
- 定常流動測定
- 流動曲線 (ハーシャルバークレーとキャッソン)
- チクソトロピー測定
- 低剪断粘度測定 (バネ緩和法)
- 応力緩和とクリープ
- 引張試験と動的の関係 (線形とは)
- 実習 (1)
- ダイラタンシーを触ろう
- マヨネーズを測定してみる
- Casson Plotで流動解析をしよう
- 動的粘弾性測定
- 動的測定の原理
- 溶液レオメーターの測定
- 固体動的粘弾性測定の測定
- 合成波による架橋構造解析
- 実習 (2)
- スキンクリームを測ってみよう
- チョコレートを測ってみよう
- 実用レオロジー測定
- 塗料のたれとレベリング
- 硬化過程と内部応力
- 架橋構造と活性化エネルギー
- 粘弾性カルテ (コックスメルツ則)
- マヨネーズの降伏値
- エマルジョン分散状態と流動曲線
- 化粧品開発とレオロジー
- 新しいレオロジー測定とその周辺
- 硬化過程測定の工夫 (FDOM,DSA)
- 電界ピックアップ法
- ころころ粘度計
- 新たな仮説 (長時間緩和成分の効果)
- レオロジストのプロになるために
- こんな場合はこんな測定を
- これだけあればあなたはレオロジスト
- 物の見方と右脳の働き
- おまけ
- 二匹のカエル
- 天才、秀才、凡人
※質疑応答は、受講者相互のディスカッションを組み込んだ、少し工夫したスタイルで、理解を深めます。
※1日目 (14日) の夜には有志で懇親会を行いたいと思います。自由参加ですので、お気軽に参加下さい。