電気化学インピーダンス法は、電池、固体電解質、電極材料、界面評価、腐食・防食など、さまざまな電気化学系の評価に用いられる重要な手法である。一方で、測定データを得た後に、インピーダンススペクトルをどのように表示し、どのように読み取り、等価回路解析へどのように結び付けるかについては、実務上悩まれる方も少なくない。
本講演では、電気化学インピーダンスが何を測定しているかという基礎から、インピーダンス・データの表示法と見方、等価回路解析の考え方、解析結果の妥当性判断について解説する。さらに、講師が開発した解析支援プログラムを用いたグラフィカルな解析例を交えながら、どう解けばよいか分からない実務スペクトルを具体的に取り上げ、データの解釈やその後の実験計画への展開について解説する。
また、理想的な半円にならないスペクトルや、複数の反応・界面現象が重なったスペクトルなど、実務で遭遇しやすい非理想的形状スペクトルの解釈についても取り上げる。加えて、独自の拡張緩和時間分布解析法の考え方と蓄電池スペクトルへの適用例を紹介し、インピーダンス解析を評価・劣化解析・次の実験条件検討に活かすための考え方を示す。
- 電気化学インピーダンスの基礎
- 電気化学インピーダンス法では何を測定しているのか
- 抵抗、容量、電荷移動、拡散とインピーダンスの関係
- 周波数を変えて測定する意味と、そこから得られる情報
- インピーダンス・データの表示法と見方
- インピーダンス情報を正確に表示するプロットの組み合わせと基本的な見方
- 半円、直線、複数円弧など代表的なスペクトル形状の読み方
- 等価回路の解析の考え方とスペクトル解析の基礎
- 等価回路モデルを用いる目的と考え方
- 測定スペクトルに対する等価回路の選び方と注意点
- 等価回路解析を行う際に注意すべき点
- 結果の妥当性判断法
- フィッティング結果のどこを確認すべきか
- パラメータの物理的意味と、測定対象との整合性
- 見かけ上よく合っている解析結果に潜む注意点
- 独自の簡易人工知能による自動解析の紹介
- 自動解析により支援できる内容と、その活用範囲
- 独自の拡張緩和時間分布解析法の紹介
- 従来法との違いと拡張性
- 蓄電池スペクトルへの適用例
- 非理想的形状スペクトルの解釈
- 理想的な半円にならないスペクトルの見方
- つぶれた円弧、歪んだスペクトル、複数成分が重なった場合の考え方
- 界面不均一性、接触抵抗、拡散、劣化などがスペクトル形状に与える影響
- 固体電解質を含む電池評価への応用例
- 電池評価におけるインピーダンス解析の着眼点
- 固体電解質・電極界面の抵抗成分の捉え方
- 解析結果を劣化評価や次の実験条件検討に活かす考え方
案内割引・複数名同時申込割引について
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
- R&D支援センターからの案内を希望する方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
- R&D支援センターからの案内を希望しない方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
アーカイブ配信セミナー
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
- 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
- 視聴期間は2026年9月11日〜18日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。