日時
- 2026年8月7日 13時00分〜 2026年8月28日 16時30分
プログラム
中小製薬企業のためのテーマ立案と製品戦略の策定・開発判断基準
(収録日:2026年4月21日 ※映像時間:約4時間)
中小製薬企業において、限られた経営資源の中で研究テーマを立案し、モダリティを選択し、製品化を見据えた研究開発投資を行うには、明確な「判断基準」と「戦略的視点」が求められます。 本セミナーでは、実際の製薬企業の事例や近年のモダリティ開発動向を踏まえつつ、テーマ創出・採択のロジック、ニッチ市場や新規モダリティへのアプローチ、R&D費配分とリスクマネジメント、研究から製品化までの“Go/no Go判断”の実務基準を体系的に解説します。 単なる理論ではなく、経営判断に活かせる実践的なフレームワークと開発判断の定量・定性指標を提示し、中小企業でも実行可能な「勝てるテーマ立案と研究開発投資の考え方」を習得することを目的とします。
- 第1部 テーマ立案と採択のロジック
- 製薬企業におけるテーマ創出の全体像
- アイデアソース
- 既存技術
- 外部導入
- 臨床ニーズ
- 革新的新薬/改良新薬
- 研究テーマとしての位置づけと戦略的意味
- テーマ評価軸
- 科学的妥当性
- 市場性
- 実現性
- 採択プロセス
- 事業戦略との整合性とGo判断
- ケース:中小企業が採択すべき“選択と集中”の基準
- 第2部 モダリティ選択と市場ポジショニング
- モダリティ別の成熟度と技術確立ステージ
- ニッチ市場・疾患領域の見極め方
- 「確立技術」と「挑戦技術」のバランス戦略
- 技術ロードマップによる中長期開発シナリオ設計
- 第3部 R&D費用配分と投資判断基準
- R&D費用内訳の分類について
- 基礎研究/導入/共同開発の費用配分モデル
- 定量的評価指標
- Net Present Value
- Probability of Success
- 技術成熟度 (Technology Readiness Level)
- 開発ポートフォリオの最適化と撤退基準
- R&D投資余力が限られた製薬企業におけるリスク分散と重点化の考え方
- 第4部 開発判断と製品戦略への接続
- 研究開発テーマを事業戦略に接続する方法
- PoC・臨床試験設計段階でのGo/no Go判断ポイント
- 上市までの開発フェーズ別KPI管理
- 製品価値最大化のための提携・導出戦略
- 質疑応答
再生医療等製品におけるR&D段階からの薬価/事業化戦略
(収録日:2025年11月21日 ※映像時間:約2時間10分)
バイオファーマ業界を取り巻く社会経済環境の変化は速い。新規モダリティのR&D事業化は今後も加速するであろう。「分かったつもりが損失に」とか「業界の通念は痛念だった」と後日判明することが度々ある。演者はセカンドオピニオン、Win-Winを目指したライセンス導出/導入などが、途中から上手く進まず、インターナショナル裁判となる事例は結構多い。演者が専門家意見調書を各裁判所へ提出した経緯背景などから具体的に分かる。欧州、米国、アジアパシフィックの異なる裁判で弁護団から依頼されて、損害賠償額の算定と定性定量的な根拠などを策定するプロセスなどから、冒頭のような生々しい事例を経験した。予備軍は多い。そうならないように、ケーススタディ+演者の知見から事業価値最大化、課題と解決代替案などを提示します。但しインサイダー情報は一切開示しません。突っ込んだQ&Aディスカッションは大歓迎です。
- Part-1
- R&D段階で戦略的に成功確率を上げリスクテイクの対価として、妥当な高薬価は可能
- その為に、R&Dどの段階から薬価戦略をスタートし、薬価を定量予測するとよいか?
- 同薬価は、製品像Target Product Profile (TPP) に基づき定量予測可能
- 臨床開発に入る前 (準備段階) に限られたデータと仮説に基づきデザイン策定可能
- Phase-0, 1, 2, 3のゼロ段階が価値最大化の鍵となる (電話番号ではない?)
- 創薬研究シーズとアンメット医療ニーズ、双方からPush-Pull-Interaction (PPI)
- Part-2
- 薬価 (保険償還価格) 算定方式⇒原価方式と類似薬効比較方式
- 年迄に薬事承認/薬価収載された個別事例を中医協資料に基づき紹介
- 新医薬品と再生医療等製品のほぼ共通する部分と、特異的な部分など
- それでは、個別事例はどのように薬価算定されたか?演者の知見を反映コメント
- 補足1: 上記はケーススタディとして、再生医療等製品および新医薬品から、効能効果/適応症、算定薬価、製品総原価、補正加算の有無、営業利益率、市販後ピーク年の投与患者数、同売上、演者試算による患者1人当たりの薬価←例えば5千万円/患者、薬価の補正加算有の事例は何故か等々を含みます。
- 補足2: 同ケーススタディは、原価方式と類似薬効比較方式、相互影響関係などを事例で説明します。
- Part-3
- TPPに基づき薬価、売上をどのように定量予測するか?特に原価方式では?
- Best-in-Class, Re-positioning, First-in-Classの特徴と戦略など
- 投与患者数、薬価、売上予測、営業利益、リターンなどの予測モデル (一部)
- 社内プロジェクトチームにおける提案Q&A切磋琢磨、よくあるよい例、悪い例
- 当局への相談は上手下手あり (?) 当局コメントは重要、質問の質次第 (?)
- ライセンスWin-Winを目指す導出社/導入社のアクションと課題、同解決案
- 薬価を含め、よくある業界の通念は痛念も多い、そうならないようにOOO
- その他+まとめ、突込み質問大歓迎
- 補足: 突込みは美徳、吉本興業とは似て非なり
- 質疑応答
ニューモダリティ医薬品の進歩性要件に関する最近の判断基準・特許事例と新たな特許戦略
(収録日:2026年4月27日 ※映像時間:約3時間30分)
近年、ニューモダリティ医薬品として、抗体医薬、核酸医薬、再生医療・遺伝子治療などの研究開発が推進され、研究成果が積極的に特許出願されています。このような状況に伴い、ニューモダリティ医薬品の特許実務の重要性が高まっています。 ニューモダリティ医薬品の特許実務を適切に行うためには、進歩性要件に関する知識・見識が重要です。とくに、最近の特許審査、登録特許、裁判例の傾向に基づいて、進歩性要件に関する最近の実務の傾向を習得し、進歩性要件に配慮した明細書・クレームを作成することが重要です。 本講演では、このような観点から、ニューモダリティ医薬品の進歩性要件に関する最近の実務の傾向と新たな特許戦略について解説します。
- ニューモダリティ医薬品の特許動向
- 抗体医薬
- 抗体の構造改変
- 薬物抗体複合体
- 二重特異性抗体
- 次世代抗体など
- 核酸医薬
- 核酸の構造改変
- 核酸 – リガンド – 複合体
- 脂質ナノ粒子の利用など
- 低分子医薬・中分子医薬
- プロドラッグ
- 結晶多型・水和物
- 改変ペプチド
- 環状ペプチドなど
- 再生医療・遺伝子治療
- 免疫療法
- 遺伝子治療
- ゲノム編集
- オルガノイドなど
- 抗体医薬
- ニューモダリティ医薬品の進歩性要件
- 技術分野に対応した進歩性の考え方
- 改変抗体
- 抗体薬物複合体
- 二重特異性抗体など
- 改変核酸
- アンチセンス
- siRNAなど
- クレームの種類に対応した進歩性の考え方
- 有効成分
- 医薬用途
- 用法用量
- 機能的クレームなど
- プロダクト・バイ・プロセス・クレームの可能性
- 実験データの開示と進歩性
- 実験データの開示の程度と進歩性の充足性
- 実験成績証明書と後出しデータの取り扱い
- 発明の効果の主張
- 効果の主張の程度と進歩性の充足性
- 効果の主張に関する意見書の作成
- 技術分野に対応した進歩性の考え方
- ニューモダリティ医薬品の特許審査 (審査基準)
- 技術分野の関連性、課題の共通性
- 作用、機能の共通性
- 引用発明の内容中の示唆
- 有利な効果、阻害要因
- 拒絶理由への対応、面接審査など
- 最近の裁判例からの教訓
- 「PIVKA – IIに関する抗体事件」知財高裁2024年1月16日判決
- 抗体の結合の特異性に関する進歩性の主張
- 「PTH含有骨粗鬆症治療剤事件」知財高裁2022年6月22日判決
- 明細書に記載されていない効果の主張
- 「免疫原性組成物を安定化させる製剤事件」知財高裁2021年5月17日判決
- 公知文献で認識されていなかった効果
- 「炎症性疾患・自己免疫疾患治療剤事件」知財高裁2020年12月14日判決
- 引用発明に内在する効果の主張
- 「アレルギー性眼疾患治療剤事件」最高裁2019年8月27日判決
- 医薬発明の顕著な効果の基本的な考え方
- 「PIVKA – IIに関する抗体事件」知財高裁2024年1月16日判決
- ニューモダリティ医薬品の登録特許の事例分析
- 登録クレームの最近の傾向
- 日米欧の登録クレームの比較
- 必要な実験データの開示の程度
- 発明の効果の主張方法
- 最適な特許明細書・クレームの提案
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 85,800円(税別) / 94,380円(税込)
- 複数名: 56,500円(税別) / 62,150円(税込)
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 56,500円(税別) / 62,150円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 86,800円(税別) / 95,480円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 113,000円(税別) / 124,300円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 169,500円(税別) / 186,450円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。 - 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
オンデマンドセミナーの留意点
- 申込み後、セミナーのキャンセルは承りかねます。 予めご了承ください。
- 録画セミナーの動画をお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
- お申し込み日から3営業日後までに、視聴方法のご案内メールをお送りいたします。
- 視聴期間は、視聴方法のご案内メールの送信日より1ヶ月間です。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。 - セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
- 動画視聴・インターネット環境をご確認ください
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- 本セミナーの録音・撮影、複製は固くお断りいたします。