ツールで学び、すぐ解析、実践 “MTシステム”活用法

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受講生の皆様は、“MTシステム”が、判別・診断・予測をするための手法であることは、なんとなくわかっているものと思います。  “MTシステム”の数理自体はそれほど難しいものではなく、したがって、テキスト『MTシステム解析法入門』で十分ご理解していただけるものと思います。  また、他の“MTシステム”関連の書籍が数理面を解説しているのは、その数理から解析ツールであるプログラムを自作するためであって、本セミナーではツールを配布いたしますので、数理面での解説は概略にとどめます。  “MTシステム”を実務に活用しようとする場合、もっとも難しいのは、自分が対面している事例に対して、“MTシステム”の中のどの手法を当てはめればよいか?ということです。  本セミナーでは、各手法の長所と短所、使い道について、詳しく解説します。  また、“MTシステム”は品質工学の中で考案・発展してきたもので、“MTシステム”の専門家の方々は品質工学や統計学の知識を十分に持っています。  それ故、“MTシステム”を使いたい!という人たちに、この知識を持っている前提での解説や指導が行なわれるため、それらの知識が十分でない方々は、全く理解できないことに陥りがちです。そこで、この部分にも焦点を当てて解説します。  本セミナーでは、後半、Excel_VBAで制作したMTシステム解析ツールで事例の解析を体験していただくことで、“MTシステム”の効果を確認していただき、理解を深めていただきます。このツールは「MT法」、「RT法」、「MTA法」、「T法」の4種類の解析ソフトウェアとなっています。いくつかの制約事項はありますが、受講者された方の今後のお仕事でも十分使用に耐えるものと思います。  このツールは、本セミナーのテキスト『試して究める!品質工学 MTシステム解析法入門』を購入していただきますと、書籍に記載してある日刊工業新聞社のダウンロードサイトから無償でダウンロードすることができます。  本セミナーにご参加される方で、すでにこの書籍をご購入された方、および、セミナー当日までにご購入予定の方は、ご持参されるノートパソコンにツールをダウンロードしてください。セミナー開始日までに、書籍のご購入予定のない方には、期間限定のサンプル試供品をセミナー開催日前にお送りいたします。事前にご持参されるノートパソコンにサンプル試供品フォルダごとアップロードしてください。  なお、使用期限は2013年3月31日までとなっております。  セミナー申込みと合わせて書籍を購入されることになっている方、あるいは、セミナー当日までにアップロードが間に合わなかった方には当日セミナー会場で、CDまたはUSBメモリでご提供いたしますので、ご安心ください。

  1. MTシステムの概要
    1. MTシステムとは
    2. マハラノビス距離とは
    3. 多次元空間のマハラノビス距離
    4. モータでの事例
    5. MTシステムの各手法について
  2. 統計学の基礎解説
    1. 標準偏差
    2. 分布と正規分布
    3. 相関と回帰分析
    4. ゼロ点回帰とその注意点
  3. 品質工学とMTシステムの数理
    1. SN比とは、標準SN比とは
    2. 交互作用とは
    3. 損失関数とは
    4. MTA法とT法の数学的戦略
    5. RT法の数理・標準SN比
  4. ツールの使い方1
    1. ファイルセットの説明
    2. MT法の実践
    3. RT法の実践
  5. ツールの使い方2
    1. MTA法の実践
    2. T法の実践

会場

株式会社オーム社 オームセミナー室
101-8460 東京都 千代田区 神田錦町3-1
株式会社オーム社 オームセミナー室の地図

受講料

割引特典について

テキストとして、「 試して究める!品質工学 MTシステム解析法入門 」 (2,310円) を使用いたします。
テキストが必要な方は、お申し込みのテキスト希望欄から「必要」をご選択下さい。
受講料と、テキスト代(実費)を合わせて請求させていただきます。

品質工学 MTシステム解析法入門