固体酸化物形セルを用いたCO2/H2O共電解技術の研究開発動向と今後の展望

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本セミナーでは、CO2/H2O共電解の原理について、熱力学および電気化学の基礎を交えながら解説いたします。
また、CO2/H2O共電解における課題とその対策、今後の展望について述べるとともに、共電解技術に関する講師らの最新研究成果について紹介いたします。

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プログラム

SOEC (固体酸化物電解セル) を用いたCO2/H2O共電解は、800°C程度の高温下で水蒸気 (H2O) と二酸化炭素 (CO2) を同時に電気分解し、合成ガス (CO/H2) を一段階で生成するPower-to-Gas技術である。高温型電解では、反応に必要なエネルギーの一部を熱として供給できるため、必要な電気エネルギーが低減され、高効率化が期待される。一方で、条件次第では炭素析出、電極酸化、Ni移動などの望まない反応輸送現象が進行し、電極劣化を引き起こす場合がある。したがって、これらに耐性を有する電極材料の開発や、安定作動条件の解明が重要となる。  本セミナー前半では、CO2/H2O共電解の原理について、熱力学および電気化学の基礎を交えながら解説する。後半では、CO2/H2O共電解における課題とその対策、今後の展望について述べるとともに、共電解技術に関する我々の最新研究成果についても紹介する。

  1. Power-to-Xに向けて
    1. 再生可能エネルギーと「Power-to-X」の現状
    2. 「Power-to-X」技術の紹介
  2. SOECを用いたCO2/H2O共電解の原理と特徴
    1. SOEC共電解の熱力学
    2. SOEC共電解の電気化学
    3. 電解電圧の理想と現実 (過電圧について)
    4. 電解効率
    5. 電極劣化につながる反応輸送現象
  3. CO2/H2O共電解技術の開発動向と課題
    1. 国内外の動向
  4. 高性能SOECに向けた電極材料の開発
    1. SOEC電極のX線オペランド分析
    2. 第一原理計算をベースとした電極輸送現象の解明

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