電子機器の故障メカニズムの実態理解と未然防止・故障解析の実務

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本セミナーでは、故障に関する基礎知識と実際に行われている未然防止法と故障解析を、事例を多く用いて、初級者にも理解しやすいように説明いたします。

日時

開催予定

プログラム

電子機器・部品の品質、信頼性は国内産業を支えとなっており、多くの技術者が参入している。技術者の早期育成を行うために広く行われている技術の習得を急ぐが、それだけでは煩雑な市場故障に対抗できない。知識を活用するためには実際に起こっている市場故障と故障に関するモデルやメカニズム、及びその基となる物性を理解し、実際の課題を正しく把握し、未然防止策を構築する能力を育成することが不可欠である。  以上のことから、本セミナーでは初心者にも理解しやすいように、実際の市場故障、各種部品や実装基板の故障メカニズム、温度・湿度に関する故障メカニズムの基礎知識と実際に行われている未然防止法と故障解析など、高信頼性電子機器・部品の開発・製造に関連する多くの技術をわかりやすく、図や事例を多く用いて説明する。

1日目

(2026年8月25日 10:30〜16:00)

 電子機器の故障メカニズムと未然防止の基本的な考え方を整理し、温度・湿度による故障メカニズムや、各種部品・実装基板における故障メカニズムについて、実際の市場故障を踏まえて体系的に解説します。

  1. 故障未然防止:『高信頼性電子部品・機器はどのように作られるか』
    1. 高信頼性電子部品・機器開発・製造の留意点
    2. 製品開発の流れ
    3. 回路設計とレイアウト設計による信頼性の作り込み
    4. 開発・設計における信頼性の作りこみ:主要故障と想定外の故障
    5. 信頼性 (品質) 工学の適用
    6. 製造の課題対策
  2. 市場故障
    1. 十分な未然防止策を講じても市場故障は起こる (市場環境の複雑さ)
    2. リコール情報から想定される市場故障の要因
  3. 温度・湿度に関する故障メカニズム
    1. 温度による変化:安定状態の変化と変化するためのエネルギー
    2. 温度に関連する故障モード
    3. 温度変化がもたらす熱応力と熱疲労
    4. 熱疲労による故障モード
    5. 湿度による故障メカニズム (表面に起こる故障と内部・界面で起こる故障)
    6. 湿度による故障メカニズム
  4. 各種部品・実装基板の故障メカニズム
    1. MLCCの故障メカニズム
    2. LIB,および電界コンデンサの故障メカニズム
    3. リレー、接点めっきの故障メカニズム
    4. 高分子材料の特性要因と劣化
    5. LSIの変遷と故障メカニズム
    6. パワーデバイスの故障メカニズム
    7. ICパッケージの故障メカニズム
    8. プリント基板の弱点 (不具合)
    9. 部品実装 (搭載) における不具合
    • 質疑応答

2日目

(2026年9月10日 10:30〜15:30)

 信頼性試験、環境ストレス評価、サージ・ノイズの故障メカニズムと対策、部品採用の考え方、故障解析手法など、未然防止とトラブル対応に直結する実務的な内容を扱います。多くの技術者が抱えている故障問題をもとにまとめた講義内容ですので、電子部品・電子機器の品質に関わる技術者が必要とする知識・情報が網羅されています。

  1. 信頼性試験
    1. 信頼性の規格とその問題
    2. 車載用電子機器への要求
    3. 信頼性試験 (加速試験) の進め方
    4. 加速係数の求めかた
    5. 検体と試験前後の評価
  2. 環境ストレスと試験
    1. 環境ストレスに対する試験の種類
    2. 温度・湿度に関する試験
    3. 機械的ストレスに関する試験
    4. 屋外環境試験
      • 耐候性
      • 腐食ガス
      • 塩水噴霧
      • 散水・浸水
      • 塵埃
    5. IP等級試験
  3. 電子機器に及ぼすサージ・ノイズの故障メカニズムと対策
    1. ザージの種類と対策
    2. 破壊モードと実際の故障
    3. EOSの原因究明事例
    4. 電磁波ノイズの試験法と課題
  4. 部品採用に関するポイント
    1. 部品メーカの信頼性の作り込み
    2. 適切な部品調達法
    3. 部品選定のための評価
    4. 良品解析
    5. 市場流通在庫品
  5. 電子機器の故障解析
    1. 故障解析の重要性
    2. 故障解析の流れ
    3. 故障解析ツール
    4. ロックイン発熱解析を用いた解析事例
    5. 故障メカニズムの検証
    • 質疑応答

受講料

  • 1名様: 57,000円(税別) / 62,700円(税込)
  • 複数名: 37,500円(税別) / 41,250円(税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 37,500円(税別) / 41,250円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 57,000円(税別) / 62,700円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 112,500円(税別) / 123,750円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
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