バイオリアクターの低コスト化と製造原価解析シミュレーション

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第1部 撹拌槽型バイオリアクターの低コスト化のための設計ポイント

(2026年8月27日 13:00〜14:10)

 本講演では、撹拌槽型バイオリアクターの低コスト化を、装置メーカーの視点から設計・製作段階での工夫として整理する。省配線化やモジュール化による工数削減、熱効率を考慮した構造設計、CIP・SIP時間短縮に寄与する配管配置などを紹介する。また、運用時のエネルギー評価を支援する計測機器の活用や、将来の自律制御型培養装置の方向性についても述べる。

  1. 培養装置について (一般論)
    • 撹拌槽型バイオリアクターの構成とライフサイクル
    • 装置メーカーが関与できる範囲 (設計〜検証)
  2. 培養装置の要求事項について (一般論)
    • Cleanable / Sterilizable / Drainable の基本要求
    • 要求性能と構造設計の関係
  3. 製作段階での低コスト化につながる設計ポイント
    • 省配線化・省施工化による熱ロス低減と工数削減
    • モジュール化・標準化による効率化
    • 検証工程の最適化 (熱負荷・撹拌動力の確認効率化)
  4. 運用時の低コスト化支援
    • CIP/SIP の時間短縮
      • 配管配置
      • バルブ構成
      • 熱効率
    • 消費電力・トルク・熱収支の計測によるLCA評価支援
    • 運転データを活用した省エネ改善の方向性
  5. 将来の省エネルギー型培養装置の展望
    • データ駆動型の運転最適化 (AI・モデル予測制御)
    • 自律制御によるエネルギー最適化
    • ユニット操作の統合化・スケールレス化

第2部 撹拌型/固定床バイオリアクターにおける製造原価解析・シミュレーション

(2026年8月27日 14:25〜16:10)

 バイオ医薬品や再生医療製品の商業化において、製造原価 (Cost of Goods: COG) の削減は、事業の持続性および患者アクセスの向上に不可欠な要素である。  本講座では、接着細胞の拡大培養技術 (平面培養、攪拌型バイオリアクター、固定床バイオリアクター) の特性を整理し、具体的な製造原価解析の手順とシミュレーション事例を解説する。開発初期から経済性を考慮した持続可能な製造戦略の構築を目指し、マクロな視点から考察を深める。

  1. はじめに
    • 製造原価解析の必要性について
  2. 接着細胞の拡大培養技術
    1. 平面培養法
    2. 攪拌型バイオリアクター
    3. 固定床バイオリアクター
  3. 製造原価解析の手順・シミュレーション
    1. 製造原価解析を行う手順
    2. 製造原価解析を用いた培養法の比較
    3. 製造原価解析のシミュレーション事例
      1. 培地の変更
      2. スケールアップの段階的評価

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