「ナフサ」供給危機とホルムズ海峡封鎖リスク、エチレン停止リスクの動向と展望

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プログラム

第1部 ナフサの概況と今後の展望

(2026年8月20日 10:30〜12:00)

 ナフサは、石油化学産業の?血液?とも称される基礎原料であり、重要資源です。この大半を輸入に依存しているわが国は、昨今の国際情勢や地政学リスクによる供給の不安定化の影響を受けて、既に多くの産業で様々な課題を抱えています。  本講座では、それらの課題とその要因を明らかにし、この資源問題を産業構造の転換により解決する視点で、短期・中長期的に展望します。

  1. ナフサ問題の現状と課題
    1. ナフサ供給の現状
    2. 国内企業への影響と要因解析
  2. ナフサ問題への対応と現実性
    1. 代替原料 (バイオナフサ)
    2. リサイクル技術
    3. 天然ガスへの転換
  3. 今後の展望
    1. 短期的展望
    2. 中長期的展望
    3. まとめ (個人的見解)
  4. ナフサに関する情報源情報
    • 質疑応答

第2部 石油危機勃発での原油調達及び石油製品・石油化学原料のナフサの動向

(2026年8月20日 13:00〜14:30)

 米国・イスラエルとイランの紛争の影響でホルムズ海峡封鎖された緊急事態での中東等からの原油調達、石油製品の供給体制の不安と今後の動向を解説する。更に日常生活と深くかかわる化学品及び医薬品などの原料のナフサ需要状況と環境負荷低減のバイオ (合成) ナフサの開発動向について解説する。

  1. 背景
    1. 石油危機の勃発
    2. エネルギーの安定度
    3. 日常生活への影響
  2. 産油国の原油動向
    1. 産油国の原油生産及び出荷
    2. 我が国の原油調達及び原油・石油製品の備蓄
  3. 国内の石油製品の動向
    1. LPG
    2. ナフサ (ガソリン)
    3. 灯油 (航空燃料)
    4. 軽油
    5. 重油
  4. 石油化学原料のナフサの動向
    1. 石油由来のナフサの需要
      1. 国産ナフサの需要
      2. 輸入ナフサの供給
    2. バイオ・合成ナフサの開発状況
      1. 国内の開発動向
      2. 海外の開発動向
  5. 我が国の石油産業の競争力
    1. 石油精製の経済性
    2. 石油化学の経済性
  6. まとめ
    • 質疑応答

第3部 「バイオナフサ」の製造ルートと諸課題

(2026年8月20日 14:45〜16:30)

 地球温暖化対策として、燃料・化学製品分野でバイオマス利用が叫ばれるなか、石油ナフサと同等の製品を製造する各種ルートと、それらを待ち受ける3つの壁について、大量・低廉が求められるオレフィン市場への参入の可能性を交えながら、解説する。

  1. 石油精製とバイオリファイナリー
    1. 石油精製の歴史とインフラの地球的発展
    2. 石油精製プロセスとナフサ・燃料等石油製品の製造
    3. ナフサとは
    4. バイオナフサ・燃料の製造ルートの概要
  2. バイオナフサと石油ナフサの相違点と製造・取り扱いに関する三つの課題 (壁)
    1. 量と均質性の壁
      • 均質大量の原料の調達・確保
    2. ブレンドの壁
      • エネルギー密度
      • 煙点
      • 粘度
      • 流動点
      • 芳香族含有率
    3. 酸素含有の壁
      • 腐食性
      • 熱変性
    4. H/Ceff Ratioについて
  3. バイオ油脂の石油インフラ利用
    1. ドロップイン バイオフュエルズとは
      • 油脂
      • FAME
      • HVOの比較
    2. 石油インフラへの影響
      • 精製
      • 貯蔵
      • 輸送
      • エンジン設備まで
    3. 既設製油所内での同時精製
      1. 常圧蒸留塔
      2. 水素化脱硫装置
      3. 水添分解装置
      4. 流動接触分解装置
    4. 水素化前処理オプション (HVO) 採用後の投入、同時精製
  4. バイオマスのオレフィン展開
    1. 脱酸素に使用する大量のカーボンニュートラル水素の価格と調達先
    2. 拡大するオレフィン市場は、高価なバイオナフサを受け入れられるか
    3. 獣脂を加えた場合の国際展開 (Haral、Kosher対策)
    • 補遺 : 製油所内同時精製以外の製造ルートの追加説明
      1. バイオマスのSyngasへの分解とFT合成
      2. バイオマスの水熱分解と水素化・接触分解 など
    • 質疑応答

受講料

  • 1名様: 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
  • 複数名: 50,000円(税別) / 55,000円(税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 200,000円(税別) / 220,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 230,000円(税別) / 253,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

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