研究開発現場のための少量化学品・サンプル輸入時の法令対応と注意点

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化学品を輸入する場合には、たとえ微量・少量のサンプルであっても、その化学品が国内の化学物質管理に関する各種法令によって、どのような規制を受けるのかを事前に確認し、必要な手続きを行わなければなりません。これは、輸入者が負う重要な責任であり、法的義務でもあります。こうした規制の目的は、輸入される化学品の危険性・有害性を把握し、その情報を使用者や取扱者に適切に伝達することにより、人の安全と健康を確保し、環境への悪影響を防止することにあります。  輸入者は、海外で製造された化学品を国内市場に持ち込む最初の主体です。そのため、輸入する化学品が国内法令によってどのような規制を受けるのかを確認することにおいて、輸入者は国内製造者とまったく同じ責任を負っています。税関が大手商社などの大口輸入者を対象に実施する「輸入事後調査」においても、事前に十分な法令確認を行っていなかったという理由で、サンプル輸入に関する法令違反や手続き上の不備を指摘されるケースが少なくないと言われています。  本講演では、「少量だから問題ない」「サンプルだから手続きは不要」といった思い込みによる法令違反を未然に防ぐため、化学品の輸入者が押さえておくべき国内法規制と注意点について、実務者の視点で分かりやすく解説します。

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