泡は、日常生活から工業プロセスに至るまで幅広い分野で重要な役割を果たす一方、塗料やインクなどでは、製品品質を低下させる要因ともなります。このように泡は、場面に応じて「制御すべき対象」であり、その適切な利用および対策には、泡の構造・性質、生成・安定化・崩壊のメカニズムを正しく理解することが不可欠です。
本セミナーでは、泡の構造と性質を化学的および物理的な観点から体系的に解説するとともに、界面と界面活性剤の基礎概念について説明します。さらに、泡の生成・安定性・消泡に関する理論とメカニズムを整理し、動的表面張力、界面粘弾性、分離圧などの物理化学的因子が泡沫特性に与える影響を、測定方法やデータ解釈とあわせて具体的に紹介します。加えて、泡の評価方法や最新の研究動向についても触れ、実務における泡の制御と設計に役立つ知見を提供します。
- 泡の構造と性質
- 泡とは 〜身近な泡・泡の分類〜
- 泡の構造 〜ウェットフォームとドライフォーム〜
- 泡の性質 〜排液とプラトーボーダー〜
- 毛管圧・ラプラス圧とオストワルド熟成
- 泡に不可欠な界面と界面活性剤の基礎
- 泡の生成に必要な界面の役割
- 界面活性剤の種類と特徴
- 気/液界面における吸着挙動
- ミセルの構造と性質
- 泡の生成・安定性・崩壊・消泡のメカニズム
- 泡の生成プロセスとメカニズム
- 泡の安定化機構 (排液・マランゴニ効果による自己修復・分離圧)
- 泡の崩壊メカニズム (合一・粗大化)
- 消泡の基本原理とメカニズム
- 消泡剤の作用機構
- 泡特性に影響を与える物理化学的因子
- 静的・動的表面張力
- 界面粘弾性 (ギブズ弾性とマランゴニー効果)
- バルクのレオロジー (粘度・粘弾性)
- 泡のレオロジー (フォームレオロジー)
- 泡膜の表面電荷と分離圧
- 泡の評価方法と解析技術
- 泡高さ・寿命などの基礎評価
- 透過光・後方散乱光による評価
- 動的泡特性の評価 (専用装置を用いた泡挙動解析)
- 小角散乱による評価
- 電子顕微鏡による評価
- 泡制御の考え方とトラブル対策
- 起泡・安定化・消泡の設計指針
- 泡トラブルの原因整理と対策
- 配合・条件設計の考え方
- 産業を支える泡技術の最前線
- 身体洗浄剤への応用 (アミノ酸系界面活性剤)
- 食品分野への応用 (ポリグリセリン系界面活性剤)
- 泡沫分離による金属回収技術
- ファインバブル技術の展開
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- 視聴期間は2026年8月24日〜31日を予定しております。
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