(2012年12月18日 14:30〜15:40)
慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科 准教授
西 宏章 (にし ひろあき) 氏
スマートグリッドの普及には多くの課題があるが、そのうちの一つが、コストをかけない情報インフラの構築手法である。我が国が保有する通信インフラを有効活用し、同時同量と系統安定の双方の要求を達成可能とする方法について考察する。 さらに、その上で新たなサービスを産み出す上で必要となるデータの二次利用についてのガイドラインについて述べると共に、その先の情報利用の可能性や展開について述べる。
(2012年12月18日 15:50〜17:00)
Timeline Marketing Corp 代表取締役社長
井上 恒一 (いのうえ こういち) 氏
国際標準化組織IEEEでは現在、スマートグリッドの30年後を描くビジョンペーパーの策定が進められている。このスマートグリッド・ビジョンプロジェクトは、世界最大の研究学会でもあるIEEEの産学連携推進の取り組みであり、技術動向のみならず、サービスの提供形態やそのビジネスモデルを探る上でも興味深い。 ビジョンプロジェクトを中心にスマートグリッドの標準化動向とサービス、ビジネスの方向性について述べる。