フォトバイオリアクターによる微細藻類の大量培養技術

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プログラム

第1部 微細藻類の大規模培養を想定したバイオマス生産性とLCA/TEA評価

(2026年7月29日 10:00〜11:00)

  1. 微細藻類の培養について
    1. 培養に用いるPBRの種類と特徴
    2. 増殖速度を決める要因
    3. 大規模培養する際の課題
  2. バイオマス生産性の推定
    1. IMATの保有するバイオマス生産性推定技術
    2. 屋外培養における照射光量のシミュレーション
    3. 屋外環境を模擬する屋内培養施設
    4. 生産性予測と実測値の比較例
  3. LCA/TEA評価
    1. バウンダリーの設定
    2. LCA評価する際の前提条件の設定
    3. 屋外大規模培養を想定したLCA評価
    4. 屋外大規模培養を想定したTEA評価

第2部 ガラス管型フォトバイオリアクターでの微細藻類培養評価

(2026年7月29日 11:10〜12:10)

 ガラス管型フォトバイオリアクターの構造と培養操作を理解することで、大量培養用のフォトバイオリアクターの選定または導入時の構成を考える一助になることを目指し、屋外で太陽光を光源として用いるガラス管型フォトバイオリアクターを対象に、300L規模の実証事例を基に構造、培養方法、微細藻類の培養成果、CO2吸収率を解説する。併せて、水素製造装置の排ガスをCO2源に活用したCCU検証事例も紹介する。

  1. ガラス管型フォトバイオリアクターの構成と培養方法
    1. ガラス管型フォトバイオリアクターの構成
    2. 培養方法
  2. 微細藻類の培養評価事例
    1. アルカリ性培地:スピルリナでの培養評価
      1. 生産性の評価
      2. 水素製造装置排ガスからのCO2固定の評価
    2. 海水性培地:ナンノクロロプシスでの培養評価
      1. 生産性の評価
      2. 水素製造装置排ガスからのCO2の固定化速度評価

第3部 樹脂製およびステンレス製バイオリアクターを用いた屋内微細藻類培養の運用実務とスケールアップ

(2026年7月29日 13:00〜14:00)

 微細藻類の商業生産に向け、樹脂製 (5L) とステンレス製 (2000L) 装置の屋内での運用実務を解説する。希少成分の抽出精製やウニ・ナマコ幼生の餌料など、目的・用途に応じた培養プロセスの使い分けから、樹脂バッグの利活用、大規模装置における洗浄・殺菌、コンタミネーション対策まで、現場のリアルな課題と解決策を提示する。微細藻類の大量培養に関心のある技術者へ、社会実装に直結する実践的知見を提供する。

  1. 微細藻類培養の実用化に向けた課題
    1. 化学・製薬・食品分野における微細藻類の有用物質生産
    2. ラボスケールからパイロット・商業スケールへの移行の壁
    3. 増殖に影響を与える環境要因
      • 温度
      • 栄養塩
      • pH
      • CO2濃度
    4. 屋内フォトバイオリアクターのメリットと課題
    5. 目的に応じた藻株の選定と育種技術の現状
  2. 樹脂製5L培養装置の運用プロセス
    1. 樹脂製バイオリアクターの特徴と導入メリット
    2. 実際の運用フローと運用ノウハウ
      • 準備
      • 培地仕込み
      • 播種
      • 培養管理
    3. コンタミネーションリスクの低減と作業効率向上の実際
  3. ステンレス製2000L培養装置の運用プロセス
    1. 大スケール化に伴う物理的・生物学的課題
      • 光照射
      • 攪拌
      • 通気
      • 剪断力
    2. 大量培養と安定生産に向けた2000L培養設備の運用ノウハウ
    3. 細菌汚染を防ぐ、洗浄・殺菌と収穫サイクルの運用ノウハウ
    4. 長期安定稼働に向けた日常点検とトラブルシューティング
  4. 5Lから2000Lへのスケールアップと抽出精製の実際
    1. 樹脂製 (5L) とステンレス製 (2000L) の比較と役割分担
    2. スケールアップ時のパラメータ設定と品質管理
    3. 【事例】微細藻類バイオマスからの希少成分の抽出精製プロセス
    4. 今後の微細藻類大量培養と社会実装に向けた展望

第4部 バイオリアクターによる微細藻類の機能性食品素材の製造

(2026年7月29日 14:10〜15:10)

 近年、健康意識の高まりを受け、微細藻類が産生するアスタキサンチンやDHA等の高付加価値成分が注目されている。  本講演では、高品質な素材供給を可能にする閉鎖型フォトバイオリアクターや攪拌槽を用いた製造技術を解説する。各藻類の特性に合わせた培養制御、下工程技術と製品化プロセスを整理し、産業展開における課題と将来展望を提示する。

  1. はじめに:株式会社アルガルバイオの事業紹介
  2. 微細藻類の機能性成分の概要
    1. 微細藻類由来の機能性食品素材の市場動向
    2. 代表的な藻類種と機能成分
  3. バイオリアクターによる微細藻類の安定生産技術
    1. バイオリアクターの構造と特徴
    2. 培養制御パラメーター
    3. バイオリアクターによる微細藻類の培養事例
  4. 微細藻類の下工程技術と製品化プロセス
  5. 今後の課題と産業界の展望

第5部 フォトバイオリアクターを用いた微細藻類によるオフィス環境浄化とCO2固定

(2026年7月29日 15:20〜16:20)

 建物居室内におけるCO2濃度は、通常の呼気由来に加え昨今の大気中CO2濃度の上昇に伴い増加傾向にあります。濃度基準である1,000ppm を超過すると、労働者の判断能力や集中力低下に影響を及ぼす可能性があります。  そこで、優れた光合成能を持つ微細藻類とチューブ型フォトバイオリアクターを用いて、建物居室空気由来のCO2を高効率に回収・濃縮して、次いで藻類に生物固定することで、低CO2濃度のウエルネス空間を創出すると共に、環境配慮型社会に適した資源循環が生まれます。

  1. 高砂熱学工業の紹介
  2. 開発の背景
  3. 開発システムの概要
  4. 開発システムの課題
  5. 高砂熱学工業の環境不動産事業
  6. 今後に向けて

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