再生プラスチックにおける異物、不純物、添加剤、臭気の分析

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本セミナーでは、プラスチックリサイクルの基礎から、リサイクルプラスチックを利用した際のトラブルの要因と対策について解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 FT-IRおよび赤外ラマン顕微鏡を活用したリサイクルプラスチックの分析

(2026年7月28日 10:30〜12:00)

 プラスチックの構造解析には古くから赤外分光およびラマン分光が用いられてきました。昨今の利用を推進されているリサイクルプラスチックに関しても同様で品質管理に不可欠な技術です。それに加えて、リサイクル品特有の評価 (結晶性、高次構造の変化、微小異物の混入など) も必要になっています。最新装置を用いた効率的な分析方法も紹介します。

  1. 赤外分光とラマン分光の基礎
    1. 光とは
    2. 赤外分光の原理
    3. 赤外分光光度計
    4. ラマン分光の原理
    5. ラマン分光光度計
    6. 赤外分光とラマン分光の比較と特長
    7. プラスチックの各種スペクトル
  2. リサイクルプラスチックの混合比率定量
    1. 定量原理 (ランベルトベールの法則)
    2. フィルムの測定 (透過法)
    3. ペレットの測定 (ATR法)
    4. 混合比定量法
  3. リサイクルプラスチック中の異物分析
    1. 赤外顕微鏡
    2. 高速マッピング
    3. リサイクルプラスチック中の異物分析と粒子解析
  4. リサイクルプラスチックの強度改善と高次構造
    1. リサイクルプラスチックの強度と高次構造の関係
    2. 赤外分光法による高次構造解析
    3. ラマン分光法による高次構造解析
  5. まとめ
    • 質疑応答

第2部 局所領域評価技術を用いたリサイクルプラスチックの総合評価

(2026年7月28日 13:00〜14:30)

 本講座ではマテリアルリサイクル材をターゲットにする。マテリアルリサイクルでは、樹脂の劣化や異物 (異種樹脂、塗膜、金属等) 混入による物性への影響が想定される。一般的な評価手法を解説する。  実際の樹脂のリサイクルフローに併せて、リサイクルPPとバージンPP (相当品) を評価した事例、及び、リサイクル材でも衝撃特性が向上した要因解析を行うため局所領域評価技術を活用した事例を解説する。

  1. プラスチックの劣化機構
    1. 酸化劣化と熱分解
    2. 光劣化 (紫外線劣化) と着色・変色
    3. 加水分解
  2. マテリアルリサイクル
    1. マテリアルリサイクルについて
    2. マテリアルリサイクルPPにおける物性・構造・組成の変化
  3. リサイクルプラスチック材の分析、物性評価
    1. リサイクルプラスチック材の各種分析とリサイクルフロー
    2. マテリアルリサイクルPP材の組成分析
    3. マテリアルリサイクルPP材の添加剤分析
    4. マテリアルリサイクルPP材の異物分析
  4. 局所領域評価技術によるプラスチック複合材劣化総合解析
    1. プラスチック複合材の劣化解析について
    2. 局所領域評価技術について
    3. ガラス繊維強化複合材 (GF/PP) での熱劣化による劣化メカニズム解析
      1. GF/PPの物性と構造変化
        • 酸化劣化
        • 分子量の変化
        • 結晶性の変化
      2. 局所領域評価技術※を用いたGF/PPの局所の物性と構造変化
        • SPM
        • AFM-IR
        • STEM-EELS
  5. 局所領域評価技術によるリサイクルプラスチックの総合解析
    • マテリアルリサイクルPPの衝撃特性向上要因のメカニズム解析
    • 質疑応答

第3部 リサイクルプラスチックの使用で生じるトラブル原因の分析

(2026年7月28日 14:45〜16:15)

 欧州での様々な規制発令に伴い、リサイクルポリマーは、これまで「使用すべき」ものであったのが、今では、戦略的に「使用しなければならない」ものへと変わりつつある。一方、リサイクルポリマーを使用するにあたっては、強度低下や成形不良、臭気等々のトラブルが生じるリスクがある。そういったトラブルを解決するためには、原因究明のために適切な分析を行う必要がある。  本講座では、リサイクルナイロンおよびリサイクルポリプロピレンのトラブル原因を特定するために、実際に分析した事例を紹介する。

  1. はじめに
    1. サーキュラーエコノミーに対する分析支援
    2. リサイクルポリマー使用におけるトラブル事例
  2. ガラス繊維強化ナイロンの分析
    1. 強度低下要因解析
    2. 発生ガス分析
  3. ポリプロピレンの分析
    1. 臭気原因解明分析
      • 高分解能GC/MS&官能試験
    2. 変色原因解明分析
      • 2D-LC/MS
    3. 低分子量不純物の分析
      • GC×GC/MS
    4. ポリプロピレン中のポリエチレン存在量算出
      • FSC
    • 質疑応答

受講料

  • 1名様: 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
  • 複数名: 50,000円(税別) / 55,000円(税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
  • 5名様以降は、1名あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
    • 4名様でお申し込みの場合 : 4名で 200,000円(税別) / 220,000円(税込)
    • 5名様でお申し込みの場合 : 5名で 230,000円(税別) / 253,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
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