1980年代にJ・トラウトらによって紹介された「ポジショニング」という考え方が、今、見直されています。30年前のブームと現在の違いはどこにあるのでしょうか。市場が混沌とし、またスピード感が以前より格段に早まった現代において、ポジショニングは極めて重要な戦略の1つと考えられております。
本講座では、ポジショニング戦略について、正しく理解するとともに、その解析手法であるポジショニングマップの活用法の事例を紹介します。マーケティング戦略の策定や商品開発に携わっている方向けの内容です。
- ポジショニング戦略の理解
- ポジショニング戦略の創始と発展
- 自分自身のポジショニング
- キャリアステップに活かすポジショニング
- 選挙の投票行動とポジショニング
- マーケティング分野でのポジショニング戦略
- 商品ポジショニングの考え方
- なぜまたポジショニングなのか
- 市場の動向とポジショニング戦略
- 身近にあるポジショニングの具体例
- 同じ商品でも異なったポジショニングという具体例
- 分析手法としてのポジショニング
- ポジショニング分析に適したもの
- ポジショニングマップの作成法
- 統計的なポジショニング分析の概要
- 統計ソフトによるポジショニングマップの作成
- ①数値データとカテゴリーデータ
- ②データ作成のノウハウ
- ③マップ化のポイント
- 統計的ポジショニングマップの作成
- フリーハンドでもできるポジショニング分析
- ポジショニングマップの戦略への活用
- 従来型分析法の問題点
- 1次元の比較で見えてこないものが2次元にすれば、多角的に分析できる
- 絶対的比較と相対的比較
- 市場全体の傾向の把握
- 開拓期、参入期、淘汰期、安定期
- 自社商品と競合他社商品の比較
- ①ユーザーの分析
- ②市場展開の分析
- 結果の商品開発・事業戦略への活用法
- 自社の本当の強みを活かすには、どこを特化すればよいのか
- 低コスト・低価格化戦略
- 差別化戦略
- ターゲット市場の絞り込み戦略
- その他