本セミナーでは、高分子鎖の統計力学的な扱いを基礎に、濃度依存挙動や自己集合・相分離といった溶液挙動、SAXSやSEC-MALSによる構造解析手法について解説いたします。
日時
- 2026年6月23日 13時00分〜 2026年6月23日 16時30分
開催予定
プログラム
高分子溶液の物理化学的性質を、分子形態の統計学的な扱いから最新の解析手法まで体系的に解説する。 前半はガウス鎖やみみず鎖モデルを用い、化学構造や剛直性が鎖の広がりに与える影響を紐解く。後半は放射光SAXSやSEC-MALSによる精密解析を詳述し、多糖類の構造形成や熱応答性高分子の相分離挙動を議論する。基礎理論と先端計測の融合により、ミクロな形態制御がいかにマクロな物性を決定するかを考察する。
- 高分子溶液論の基礎
- 高分子鎖の形態と統計力学
- 自由連結鎖とガウス鎖の統計分布
- ポリエチレン鎖を例とした特性比と局所構造
- 溶媒との相互作用
- 排除体積効果とΘ状態の物理的意味
- 第二ビリアル係数による相互作用の評価
- 高分子鎖の形態と統計力学
- 分子内および分子間相互作用と鎖の剛直性
- 鎖の剛直性と屈曲性の定量化
- みみず鎖モデルと鎖の剛直性
- 多糖類のらせん構造
- 特殊なトポロジーと側鎖相互作用
- 環状高分子と線状高分子の形態比較
- キラル側鎖による主鎖コンホメーションの誘起と制御
- 鎖の剛直性と屈曲性の定量化
- 形態・物性の評価および精密解析手法
- 散乱法による構造解析の基礎
- SEC-MALSを用いた絶対分子量と回転半径の決定
- 放射光を用いたナノスケール構造解析
- 小角X線散乱 (SAXS) の原理とSPring-8の活用
- 散乱法による構造解析の基礎
- 濃度領域による挙動の変化と相分離現象
- フローリー・ハギンス理論と相図 (UCST/LCST) の理解
- 温度応答性高分子 (PNIPAM等) の相分離メカニズム
- 高次構造の形成プロセスと動的挙動
- 自己集合と構造転移の追跡
- ザンサン等の加熱・冷却に伴うらせん-コイル転移
- SAXSによる相分離過程 (メゾ構造形成) のナノ構造追跡
- 複合的な評価手法の相補的利用
- CDスペクトルとSAXSによる構造再生過程の定量的評価
- 自己集合と構造転移の追跡
- 質疑応答
受講料
- 1名様: 38,200円(税別) / 42,020円(税込)
- 複数名: 25,000円(税別) / 27,500円(税込)
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。 - 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
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- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。