〜GCP省令改正を見据え、今から始める品質マネジメント変革〜
(収録日 : 2026年5月20日 / 配信予定期間 : 2026年6月3日〜7月23日)
ICH-E6 (R3) の実装に向けて、治験の品質マネジメントは大きな転換期を迎えています。従来のリスクベースアプローチ (RBA) をさらに進化させ、治験に関わるすべてのステークホルダーをカバーする動的な品質マネジメントシステム (QMS) の構築が、製薬企業・医療機関・CROを含む治験サービス提供事業者に求められています。
Decentralized Clinical Trials (DCT) の本格導入やAI/IoTなどデジタルテクノロジーの急速な発展に伴い、治験計画段階での品質の作りこみ (Quality by Design:QbD) 、リスクの事前評価と対策、治験実施段階でのリアルタイムモニタリングと異常検知によるIssue Managementの重要性がこれまで以上に高まっています。一方で、グローバル製薬企業による日本市場への投資縮小が進む中、スピードとコスト効率の両立も喫緊の課題です。こうした環境下で、「必要十分な品質」と「過剰な品質 (オーバークオリティ) 」の線引きは、すべてのステークホルダーにとって避けては通れないテーマとなっています。
本セミナーでは、ICH-E6 (R3) が強調する「プロセス駆動型品質マネジメント」と「継続的改善文化」を基軸に、臨床試験におけるQMS・QbDの構築基礎を体系的に解説します。さらに、製薬企業のGlobal Study Manager・医療機関のCRC双方の視点からオーバークオリティの具体事例を共有し、規制当局が求める品質水準を正しく理解したうえで、参加者が自組織で「最適品質」を定義・実践するための判断軸とアクションプランを持ち帰っていただける構成としています。
- ICH-E6 (R3) が変える臨床開発の品質パラダイム
- ICH-E6 (R3) 改訂の背景・経緯と主要変更点の読み解き
- 製造業から臨床開発へ
- ISO 9001の枠組みと臨床試験QMSへの応用
- Lean Six Sigmaの基礎
- RBA (リスクベースアプローチ) からQuality-by-Design型QMSへの進化
- ICH-E6 (R3) Annex 1 (介入試験) ・Annex 2 (DCT等) の要件分解と実務インパクト
- GCP省令改正の見通しとPMDAの期待
- Quality by Design (QbD) – 治験計画段階からの品質の作りこみ
- QbDの基本原則
- Critical to Quality (CtQ) 因子の特定とDesign Spaceの設定
- 治験プロセスマップの作成
- Critical Process Parameters (CPPs) の特定と管理戦略
- リスク評価の実務
- KQI/KRI設計とリアルタイム品質モニタリング (RQM) ダッシュボードの構築
- Sponsor-Site Partnershipの構築
- 役割・責任 (RACI) の明確化と双方向コミュニケーション
- Cost of Quality分析とオーバークオリティからの脱却
- Cost of Quality (CoQ) モデル
- 規制当局が真に求める品質水準
- 「必要十分品質」と「オーバークオリティ」の境界線
- Must/Should/Could/Stopの判断フレームワーク
- SDV100%・過剰文書・過剰承認
- 【事例】グローバル製薬企業Study Managerが語る「日本特有のオーバークオリティ」
- 【事例】医療機関CRCが感じる「過剰要求」の実態と改善提案
- 判断を組織合意にする方法
- Decision Log・リスク受容記録・品質会議の運用
- 次世代Clinical QMSの実装 – 組織文化変革と継続的改善の仕組みづくり
- なぜQMSは「形骸化」するのか
- 変革マネジメント (Change Management) の実践
- 心理的安全性 (Psychological Safety) の醸成
- CAPAからPACA (予測的・適応的措置) への転換
- Proactive Quality Managementの実現
- Lean Six Sigma DMAIC実践とLessons Learned/Sharedナレッジマネジメント
- デジタルツール・AI活用によるQMS運用効率化
- 明日から始めるアクションプラン
- まとめ
- 質疑応答
〜GCP省令改正を見据えた準備と実装ロードマップ〜
(収録日 : 2026年6月25日 / 配信予定期間 : 2026年7月9日〜7月23日)
ICH-E6 (R3) の実装に向け、治験の品質マネジメントは大きな転換期を迎えています。従来の「発見・是正型」のアプローチから、設計段階で品質を作り込み、動的にリスクを管理する「プロセス駆動型QMS」への移行が、製薬企業・CRO・医療機関を含むすべてのステークホルダーに求められています。
DCTの本格導入やAI/IoT技術の活用拡大は品質管理の対象領域を拡げる一方、日本市場におけるドラッグラグ・ドラッグロスの懸念からスピードとコスト効率の両立も喫緊の課題です。こうした環境変化の中、GCP省令改正の方向性を踏まえ、今から何を準備すべきかを具体的に理解することが重要です。
本セミナーでは、治験依頼者・CRO・医療機関のQA/QC・プロジェクトマネジメント・モニタリング、CRCなどの担当者を対象に、CtQ・QTL・RBAの基礎から実践までを体系的に解説します。特に「CtQ/QTLを設定した後、それをどう運用・改善に結びつけるか」という実務上の最大の課題に焦点を当て、事例や演習を通じて参加者と共に考えます。
受講後、参加者は自組織の治験において 1CtQ/QTLの設定プロセスを設計でき、2動的品質許容範囲のモニタリング計画を策定でき、3QMS導入の初期ロードマップを描ける状態を目指します。
- ICH-E6 (R3) が変える臨床開発の品質パラダイム
- ICH-E6 (R3) 改訂の背景・主要変更点と日本のGCP省令改正の見通し
- 品質マネジメントの系譜
- ISO 9001 QMS・Lean Six SigmaからClinical QMSへの進化
- Annex 1 (従来型治験) とAnnex 2 (DCT等の非従来型) の品質管理要件比較
- 「プロセス駆動型品質マネジメント」とは何か
- E6 (R2) との本質的な違い
- スポンサーのOversight
- ベンダー管理
- 医療機関とのインターフェース
- CtQ (重要品質特性) の特定とQTL (品質許容範囲) の設定プロセス
- QbDの基本的考え方と治験への適用
***「QbD2.0」 (設計×データ駆動の融合) の提唱
- CtQの特定手法
- プロセスマップ・データフローからのCtQ候補抽出と典型カテゴリ
- 安全性
- 同意
- 適格性
- 主要評価項目
- 治験薬
- データフロー等
- QTLの設定プロセス
- QTLとKRI/KPIの違い
- 階層化設計
- 「最適な品質水準 (Fit-for-Purpose Quality) 」の考え方
- DCT・デジタル環境で増えるCtQ/QTL論点
- 本人確認
- 遠隔評価
- eConsent真正性
- デバイスデータ完全性等
- シナリオプランニングを用いたリスク事前評価
- よくある失敗
- 【ミニ演習】架空プロトコルでCtQを特定し、QTLを設定してみる
- 動的RBAの実装 ─ モニタリングとIssue Managementの革新
- 動的品質許容範囲 (Dynamic QTL) の運用と調整メカニズム
- RBAに基づくモニタリング戦略
- セントラルモニタリングで見るべきシグナル例と統計的シグナル検出・AI活用の逸脱予測モデル構築可能性
- QTL逸脱時のIssue Management
- 異常検知→エスカレーション→根本原因分析→是正・予防措置の一気通貫フロー
- CAPAからPACA (予防的・適応的是正措置) への転換
- 【事例紹介】CtQ/QTL/RBA運用の成功例と失敗から学ぶ教訓
- 治験エコシステム全体でのQMS構築と組織文化変革
- 治験依頼者・CRO・医療機関の三者間での品質期待値の合意形成とガバナンス設計
- QMS導入成功に向けた組織文化変革
- Psychological Safetyの醸成と品質リーダーシップ
- 継続的改善の仕組み化
- Lean Six SigmaとLessons Shared/Lessons Learnedシステムの構築
- QMS導入ロードマップ ─ 今日から始められる3つのアクション
- まとめ : GCP省令改正に向けた準備チェックリスト
- CtQ→QTL→RBA→QMSの接続を1枚の図で総括
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 68,400円(税別) / 75,240円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 請求書は、代表者にご送付いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
アーカイブ配信セミナー
- 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
- お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
- 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
- 視聴期間は、それぞれ2026年6月3日〜7月23日、2026年7月9日〜23日を予定しております。
ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
- セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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