リチウム選択的回収技術の原理・優位性・応用可能性・技術動向・実用化展望

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本セミナーでは、海水や廃電池などからリチウムを選択的かつ効率的に回収する次世代技術の現状と展望を解説いたします。
世界のリチウム資源の現状や各種工業的採取技術の原理・比較・課題を俯瞰したうえで、電気透析法の原理・優位性、LLTO固体電解質を用いた選択的リチウム回収技術の原理・性能、適用可能な資源と応用の可能性、実用化に向けた技術課題・展望について解説いたします。

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プログラム

リチウムはEV用途を中心に需要が急拡大しており、その採取・精製技術の高度化は、資源偏在が著しい現状において世界的な技術課題となっている。現行の工業的リチウム採取技術 (塩湖かん水蒸発法・鉱石採掘法等) はいずれも大規模設備・長期工程・環境負荷の面で課題を抱えており、より効率的・選択的な分離技術の開発が求められている。  本講演では、こうした技術的背景と課題を俯瞰的に整理した上で、次世代技術として注目される固体電解質 (LLTO) を用いた電気透析法によるリチウム選択的回収技術の原理・特徴・性能指標・応用可能性を解説する。あわせて、弘前大学リチウム資源総合研究機構における研究成果および実用化を担うリキューブ株式会社 (Liqube Inc.) の取り組みを、同技術の具体的な実装事例として紹介する。

  1. リチウム資源の現状と技術的背景
    1. 需給動向・地政学的偏在と資源安全保障上の課題
    2. 工業的リチウム採取技術の整理
      • 塩湖蒸発法
      • 鉱石採掘法
      • 直接抽出法等
    3. 各技術の比較と課題
      • コスト
      • 環境負荷
      • 選択性
      • 処理速度等
  2. 電気透析法の基礎原理と位置づけ
    1. 電気透析法の動作原理
    2. 既存技術との比較における優位性
      • 選択性
      • 省エネルギー
      • 適用対象の多様性
  3. LLTO固体電解質を用いた選択的リチウム回収技術
    1. LLTO固体電解質の特性と選択透過機構
    2. 実験成果と性能指標
      • 回収率
      • 選択係数
      • 処理能力等
    3. 適用可能な資源および応用可能性
      • 塩湖かん水
      • 海水
      • 廃液
      • 廃電池等
  4. 実用化に向けた課題と技術動向
    1. スケールアップ・コスト・耐久性等の実用化課題
    2. 国内外の競合技術・研究動向との比較
    3. 弘前大学・リキューブ株式会社 (Liqube) の取り組みと今後の展望
  5. 総括

受講料

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