ドライコーティングの必須知識&活用技術

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機能性の高い材料を薄膜として用いる場合、原子レベルでその組成や構造を制御でき、バインダーなども用いないドライコーティングは現在および将来においても有益な技術です。  本講演では、ドライコーティングの必須知識とその活用のためのポイントを解説します。

  1. なぜドライコーティングなのか?
    1. 選べる膜材料
    2. 膜厚は何nm必要か?
    3. 膜質の調整
    4. 凹凸、曲面への対応
  2. なぜ真空装置が必要なのか?
    1. 大気圧と真空
    2. 真空の中身
    3. 「きれい」の基準
    4. 真空ポンプの種類と特徴
  3. 膜ができるしくみ
    1. なぜくっつくのか?
    2. 膜になるまでの過程
    3. 結晶、多結晶、アモルファス
  4. 原子、分子の作り方
    1. 蒸着
      • 抵抗加熱
      • 誘導加熱
      • 電子ビーム加熱
    2. スパッタリング
      • マグネトロンスパッタ
      • 高周波スパッタ
      • デュアルカソードスパッタ
    3. CVD
      • バブリング
      • 気化器
  5. 膜質の調整方法
    1. 原子の運動エネルギー
    2. 原子の反応エネルギー
    3. プラズマの生成方法と役割
    4. 微量元素の添加
  6. プロセスのモニタの方法と意義
    1. 真空度
    2. 真空の組成
    3. 膜厚
    4. 最も簡易なプラズマモニタ
  7. 膜の評価と設計
    1. 密着力評価の本質
    2. 硬さとしなやかさ
    3. 結晶と粒界

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん
140-0011 東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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