地球温暖化の原因とされるCO2対策として、CO2を分離回収して大気に出ないように隔離するCCSや、回収したCO2を一部リサイクルするCCUS、また化石燃料から水素やアンモニアへの転換、並びに植林など種々の技術が社会実装に向けて研究開発が行われている。石炭火力では1kWh当たり約1kgのCO2が発生するので、100万kW出力だと1時間に1000トンと、一か所で大量にCO2を排出するのでCO2処理装置で回収できる。しかし飛行機や自動車などの移動体では、CO2処理装置をつけることが困難であり、発生源や発生量に対して適した技術で対策する必要がある。
本講座ではCCUSを中心に、水素、再生可能エネルギーなども比較対象として、適用先や処理容量、コストなどにフォーカスして実現可能性について述べる。
- CO2と地球温暖化問題
- はじまりは金星大気の専門家のハンセンが1981年にScienceに投稿した論文
- CO2の吸収帯と地球から宇宙への放射強度
- 地球の炭素量と炭素循環
- IPCCの単純モデルによるシンプルな温暖化予測
- 大気中のCO2濃度と気温の推移
- 最近のIPCCの複雑なモデルと温暖化予想
- CCUSプロセスの概要
- ブロックフロー図
- CCU
- カーボンマネジメント
- CO2分離に用いられる各種要素技術の現状、課題
- 化学吸収法
- 吸着法
- 固体吸収法
- 膜分離法
- 物理吸収法
- CO2輸送に用いられる各種要素技術の現状、課題
- パイプライン
- CO2輸送船
- CO2輸送ネットワークの構築 (NEDO事業)
- CO2隔離に用いられる各種要素技術の現状、課題
- 地下貯留
- 海底貯留
- 代表的なCO2処理材料の反応機構・特徴・性能・CO2処理プロセス
- 吸収剤
- 吸着剤
- 分離膜
- コンクリート
- 岩盤
- CCUS以外の温暖化対策
- 化石燃料から水素・アンモニア燃料への転換
- 再生可能エネルギー
- 植林
- 代表的なCCUSの課題、実現可能性
- CO2利用途
- EORプロセス
- 再利用の課題 (3R)
- 循環型社会の形成
- 炭素循環型社会の実現可能性
- 実現可能性が高い処理プロセス実現のための課題
- 電気料金試算ケーススタディ
- 電気料金CCSで上昇金額試算
- CCSの課題
- CCSの導入拡大
- 国際協調
- アジア、太平洋諸国のCO2発生
- カーボンプライシング
- CO2分離回収プロセスのコスト試算、手法、計算方法
- コスト評価の妥当性確認手順
- 化学吸収法のコスト評価シート
- 固体吸収法のコスト評価シート
- 膜分離法のコスト評価シート
- 吸着法のコスト評価シート
- CO2分離回収コスト算出の考え方
- CO2分離回収コスト計算
- CO2輸送・貯留コスト
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
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- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
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- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
- 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
- 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。
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