カーボンニュートラル時代の木質バイオマスの利活用と課題・将来展望

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本セミナーでは、木質バイオマスの主要構成成分であるリグニンの基礎から解説し、木質バイオリファイナリー事業を企画・実施する上で必要な知識について解説いたします。

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2050年カーボンニュートラルを目指す中、エネルギーやマテリアルの原料を化石資源からバイオマスへシフトさせていくことが求められています。再生可能で豊富な資源量から木質バイオマスへの関心が高まっています。木質バイオマスの利用で最も重要なことは国土の3分の2を占める森林の「伐って、使って、植えて、育てる」サイクルを実践することです。日本の森林の約4割は人工林で、現在、木材として利用可能な時期を迎えていますが、利用が十分に進んでいないのが現状です。木材を適切に利用し、伐採後に植林・育林を行うことで、森林の健全な状態を保ち、水源涵養や土砂災害防止、CO2吸収、獣害対策といった多岐にわたる機能を発揮させることができます。木材利用の中心は建材利用です。建材利用が進めば進むほど、端材やおが粉などの副生成物が発生します。これを化学利用すれば、木材利用のバリエーションが豊富になります。木質を液体燃料や化成品に変換することを木質バイオリファイナリーという言葉で置き換えられ木材の高付加価値化につながる技術として期待されています。  ここでは、木質バイオマスの基礎から将来展望について紹介します。

  1. バイオマスとは
    1. パリ協定・SDGs・カーボンニュートラル
    2. バイオマスの定義と種類
    3. 森林資源の腑存量
    4. 林業の現状
    5. 脱炭素社会に向けたバイオマス利用の意義
  2. 木質バイオマスの特徴
    1. 樹木の進化・種類
    2. 樹木を構成する組織
    3. 木材の主要3成分の生合成と化学構造
      • セルロース
      • ヘミセルロース
      • リグニン
    4. 抽出成分
  3. 木質バイオマス変換技術 (バイオリファイナリー)
    1. バイオエタノール
    2. 改質リグニン
    3. リグニン由来バイオプラスチック
    4. セルロースナノファイバー
  4. 持続可能な社会に向けて
    1. カスケード利用
    2. 今後の展望

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