欧州テクニカルファイル作成上の必須知識と具体的記載内容
欧州CE Marking取得の必須条件であるテクニカルファイルの作り方について詳しく説明します。欧州の規制システムは複雑ではありますが、その要所を理解すれば、そんなに難しいことではありません。体外診断薬の要求内容も医療機器とほぼ同じです。
本講座では、一部の事例をまじえながら、医療機器及び体外診断薬におけるテクニカルファイル及びデザインドシエ作成上の留意点から具体的な作成実務に至るまで徹底的に究明します。
なお、2014年の採択に向けて2012年9月26日に医療機器及び体外診断薬それぞれの大きな法律案が公表されましたが、その要点についても説明します。
- 医療機器及び体外診断薬の新しい法律案の要点
- 2014年採択目標、経過処置:医療機器3年、体外診断薬5年
- CE Markingの意義及び取得方法
- 医療機器及び体外診断薬規制の枠組み
- 製造業者、指定機関、行政当局の相互関係
- CE Markingとは何か
- CE Marking取得フローチャート
- 適合性評価ルート (MDD及びIVDMDD)
- 指定機関 (NB) 介入レベル
- 適合性評価フローチャート
- テクニカルファイル作成上の留意点
- テクニカルファイルとは何か
- Part A及びPart Bの記載区分、使用言語
- 2007/47/ECにおける15のポイント
- 臨床評価の考え方 (2007/47/ECの目玉)
- MDD テクニカルファイルの記載要領
- Class III デザインドシエの記載要領
- 医療機器の文献検索のみによる臨床評価
- IVDMDD テクニカルファイルの記載要領
- List A デザインドシエの記載要領
- 2007/47/EC対応記載事例 (難解な項目を抽出)
- テレフタル酸塩、リユース、機械指令 (EHSR)
- 臨床評価 (文献検索ベース)