(2012年12月12日 14:00~15:25)
地熱情報研究所 事務局長
野田 徹郎(のだ てつろう) 氏
ここ10年以上、地熱発電は国の政策をはじめ様々な要因により開発が停滞していた。 しかし、地熱資源は国産の豊富なクリーン・エネルギーとしてのゆるぎない価値がある。21世紀に入り、地球環境問題とエネルギー危機が現実のものとして到来すると、その価値が改めて見直され、国の政策も地熱発電の推進に舵を切った。まだ、国立公園内の開発や、温泉関係者の理解などの課題で満たされない部分はあるが、地熱発電は間違いなく伸びる傾向にあり、一層努力すべきである。
(2012年12月12日 15:35~17:00)
富士電機(株) 発電プラント事業部 火力・地熱プラント総合技術部 担当部長
山田 茂登(やまだ しげと) 氏
日本の地熱発電は最近の各種施策に後押しされ開発に向けて動き出した。海外では国により波はあるものの地熱資源を持つ諸国では政府支援等を受けながら開発が進められている。 日本および海外の地熱発電の開発状況をまとめ、今後の動向について考える。