認知症の人を地域で支える

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プログラム

1 【基調講演】今後の認知症対策の方向性について

(2012年12月8日 13:00~13:40)

前厚生労働省 老健局長
宮島 俊彦(みやじま としひこ) 氏

  1. 新たな地域精神保健医療体制の構築に向けての議論
  2. 今後の認知症施策の方向性について
    • 7つの視点からの取組
  3. 認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)

2 地域包括ケアと認知症

(2012年12月8日 13:45~14:45)

社会福祉法人長岡福祉協会 高齢者総合ケアセンターこぶし園 総合施設長
小山 剛(こやま つよし) 氏

 認知症ケアの基本的な視点は、個別ケアはもちろんのこと、その人が「生きてきた」地域社会の中で、人との関係性を重視した支援でなければならない。  どんな状態の人においても、「人は社会の中で生きている」のである。

  1. 保護・収容から暮らしを支える時代
  2. 特殊なケアから普通の暮らしへ
  3. 地域性と関係性を保証するために
  4. 地域包括ケアの展開
  5. 認知症から全ての人へ

3 生活の場から認知症ケアを考える

(2012年12月8日 14:55~15:55)

一般社団法人全国訪問看護事業協会 事務局次長
健和会・看護介護政策研究所 所長
宮崎 和加子(みやざき わかこ) 氏

 「認知症ケア」をするのではなく、生活障害である認知症の方々を、生活の場で支える。何を支えるのか。  認知症になっても自分らしくのびのびと「生活」し「生ききる」ことを…。どうやって支援するか。いっしょに考えましょう。

  1. 認知症の人とは?
  2. 認知症の人の見方・かかわり方の変遷
  3. 現在の日本の到達点(認知症の人の支援の到達点)
  4. 生活支援、生ききること支援の実際
  5. 今、何が求められているか

4 認知症ケアの最前線-「身近型」の先取り事例

(2012年12月8日 16:00~17:00)

社会福祉法人ロザリオの聖母会 海上寮療養所 医師
内閣府 障害者政策委員会委員
上野 秀樹(うえの ひでき) 氏

 認知症ケアの場で問題となる行動・心理症状への対応を中心に、認知症の人に必要な医療の役割を考えてみたいと思います。  「身近型」の先取り事例~「認知症の人に必要な医療」を、必要な場合には宅配で届ける医療~の実際を中心にお話ししたいと思います。

  1. 認知症と医療~診断の場面、治療の場面
  2. 認知症と精神科医療
  3. 今後の認知症医療のあるべき姿
  4. 認知症と障害者問題

会場

SSK セミナールーム
105-0003 東京都 港区 西新橋2-6-2
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