アメリカのテレビ放送市場は、ここ数年で大きな変化をしている。OTT-Vの台頭、コードカッティング、セカンドスクリーン・アプリ等、様々な動きが起きている。これらは個別の物ではなく、より大きな変化の一部である。1つの動きを見ているだけでは、全体を見失う可能性もある。
この講演では、アメリカのテレビ放送市場は、どのような変化をしており、OTT-V、ソーシャルTV等がなぜ大きな動きになっているのかを解説し、最新動向の紹介だけでなく、全体像を明瞭にする。
- テレビ放送市場の変化
- 視聴傾向
- 多様化
- OTT-Vが進める多様化
- OTT-Vの普及
~Netflixへの脅威: AmazonとVerizon/Redbox
~Apple TV、Roku、スマートTV
- OTT-Vのコンテンツ
~大物投入で加速する独自番組制作
- NetflixはTV視聴を減らしているか
- コードカッティングか、テレビ離れか?
- 多チャンネルサービス加入者の現状
- TV視聴世帯の減少
- 多チャンネルサービスの価値
- 多チャンネルサービスの進化
~TWCとViacomの連携
~TV EverywhereとAdobe Pass
~STBのアプリ化
~PaypalのTコマース参入
~Dishの衛星ブロードバンド
~Google Fiberの狙い
- 多チャンネルサービスは不要になるか
- モバイル/タブレットへの期待
- タブレットでのビデオ視聴
- モバイルDTV
- AereoとFilmOn
- Sling、Tivo Stream、Simple.tv
- ソーシャルTV/セカンドスクリーンは救世主か
- ソーシャル・ネットワークとテレビ放送
- セカンドスクリーン・アプリ
~Twitterを超えるGetGlue
~Twitterのビデオ配信参入
~Comcast、NBCU、BskyBが投資するZeebox
~InfoNow
- NBCUのオリンピック放送とネット配信は何を教えたか
- 質疑応答/名刺交換