コンポジット絶縁材料の絶縁劣化メカニズムと材料設計技術

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本セミナーでは、部分放電現象と絶縁材料における電荷輸送現象を起点に、部分放電開始電圧の予測や絶縁材料の特性評価技術、機能性・ナノコンポジット材料の諸特性や材料設計・探索技術を解説いたします。

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プログラム

第1部 インバータサージが引き起こす絶縁劣化メカニズムとナノコンポジット材料の設計、適用技術

(2026年4月28日 10:30〜12:00)

インバータ駆動機器の高電圧・高周波化や使用環境の拡大により、サージ電圧に起因する電界集中や部分放電が絶縁材料の劣化を加速します。本講座では、インバータサージが引き起こす部分放電や絶縁特性の劣化メカニズムを整理しつつ、最新の機能性材料・ナノコンポジット絶縁材料の適用事例や今後の技術開発の方向性を展望します。
  1. インバータ駆動機器の動向と絶縁課題
    1. インバータサージの発生原理
    2. 駆動電圧の向上・高周波化および使用環境拡大による新たな課題
    3. モータ・高圧回転機の種類と絶縁構造
  2. 部分放電現象の基礎と測定・評価手法
    1. 放電の発生機構
    2. 部分放電の測定手法
    3. 周囲環境が部分放電特性に与える影響
    4. AIを用いた絶縁異常診断技術
  3. 機能性材料・ナノコンポジット絶縁材料の設計と適用
    1. ポリマーナノコンポジットの開発事例
    2. ナノフィラー分散性評価技術と材料設計指針
    3. 機能性材料による電界緩和技術
  4. まとめと今後の研究開発の展望

第2部 高分子材料の絶縁破壊・劣化メカニズムと高性能化

(2026年4月28日 13:00〜14:30)

 電力用機器や高電界機器中の電気部品や電子部品の劣化は、基本的には高電界が原因になって電気トリーが発生していることが多くあります。そのため本セミナーでは電力機器や電子機器における高電界現象に基づくトリーイング劣化機構について簡単な基礎現象の説明をしたいと思います。  はじめに部分放電やトリーイング劣化の基礎については分かりやすく説明致します。その後、いくつかの電力機器における部分放電劣化診断技術の基礎や、最近注目を浴びているオンライン劣化診断技術を紹介したいと思います。具体的には各種絶縁材料の劣化機構の紹介と発電機巻線、遮断機、ケーブル、送電線などの部分放電劣化診断技術の概要を紹介し、さらにこれら機器へのオンライン診断技術の適用例の紹介も行う予定です。

  1. 高電圧機器の劣化診断の基礎
    1. 熱劣化
    2. 機械劣化
    3. 電気劣化
    4. 環境劣化
  2. 高電圧機器の部分放電・トリーイング劣化診断
    1. 大型回転機の劣化診断
    2. ガス絶縁機器の劣化診断
    3. 油入機器
    4. モールド機器
    5. 電力用遮断機
    6. CVケーブル
  3. オンライン劣化診断技術
    1. CVケーブル
    2. 回転機
    3. 変圧器
    4. 遮断機
  4. まとめ

第3部 エポキシ樹脂コンポジット絶縁材料の設計技術

(2026年4月28日 14:40〜16:10)

  1. 高電圧機器用エポキシ樹脂コンポジット絶縁材料の設計と特性
    1. はじめに
    2. エポキシ樹脂コンポジットの材料
    3. エポキシ樹脂コンポジットの特性
    4. エポキシ樹脂コンポジットの応用
  2. ポリマーナノコンポジット絶縁材料の設計と特性
    1. ポリマーナノコンポジット絶縁材料の概要
    2. ポリマーナノコンポジット絶縁材料で向上する特性
    3. ポリマーナノコンポジット絶縁材料の応用検討例

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