可食包装・可食フィルムの設計、応用、その可能性

セミナーに申し込む
オンライン 開催

日時

開催予定

プログラム

第1部 プラスチック廃棄物問題の現状と可食性包装の可能性、及びPL制度における法的位置付け

(2026年4月16日 13:00〜14:30)

 全世界のプラスチックのリサイクル率は、僅か9%であり、日本では約7割が燃焼処理である。EUの包装・包装廃棄物規則は、2026年8月から適用され、日本では資源法改正が審議中である。食品衛生法では、天然高分子化合物は規制対象外となっている。  本講では、国際的なプラスチック処理の現状と課題を整理し、可食性包装の可能性と法的位置付けに関し紹介する。

  1. 包装を取り巻く環境
  2. 食品包装用材料の使用割合:
    • プラスチック・紙・金属・ガラス
    • 可食性包装の材料
  3. プラスチックの廃棄物問題の現状と可食性包装の可能性
    1. OECD (経済協力開発機構) のプラスチックに関する報告書:
      • 生産量
      • リサイクル量
      • 廃棄量
    2. 国際プラスチック条約の審議状況:2025年月の結果、及び2026年の予定
      • 条約の狙いと意見対立の論点:どんな意見があるのか、各国の対応
      • 議長提案によるシングルユーストレー類と袋の使用禁止提案と日本への影響
    3. EUの包装・包装廃棄物規則の概要
      • 2026年8月から適用の規則、下位法の審議状況、リサイクル率義務量、自己証明、適合宣言
    4. 日本の資源法改正の審議状況とプラスチックリサイクルの現状
      • 日本の包装廃棄物の現状
      • 材料別割合とリサイクル率
      • 2026年4月告示予定 容器包装の審議状況
      • 関連団体のヒアリング
      • 企業の責任と対応
      • 日本のプラスチックリサイクルの現状と課題
        • 燃焼処理が約7割、国際的には認知されず
    5. 可食性包装の可能性
      • 使用原料
      • コスト
      • 市民の感覚
  4. 食品衛生法のPL (Positive List) 制度における可食性包装の位置付け
    1. PL制度の概要:基ポリマーと添加剤のリスト、容器包装との2本立て規制
    2. PL制度における天然高分子化合物の扱い
      • PL対象外
      • 企業の対応
  5. まとめ:可食性包装の可能性と法的位置付

第2部 ポストハーベスト品質保持の新戦略:可食性コーティング技術の基礎・応用と新展開

(2026年4月16日 14:40〜15:30)

 可食コーティングは生物由来素材を用い、ガス・水分制御や抗菌作用で青果物の鮮度保持を可能にする。脱プラとフードロス削減に寄与し、AI最適化や新技術との統合で次世代流通を実現する戦略を解説する。

  1. はじめに
    1. 可食性コーティングは何故必要か?
    2. 青果物の生理学的特徴と劣化メカニズム
  2. 可食コーティングの基礎
    1. 構成成分
    2. 設計
    3. 特性と機能性
  3. 可食性コーティングの実例紹介
    1. イチゴ・マッシュルーム・バナナなどの実証データ
  4. 新展開:次世代コーティング技術
    1. バイオプリザベーション (生菌活用)
    2. ピッカリングエマルション (界面活性剤フリー)
    3. エチレン混合型コーティング (追熟制御)
    4. カーボンドットやナノ複合による機能拡張
    5. データサイエンスによる最適設計
  5. まとめと今後の展望
    1. 社会実装に向けた課題と戦略

第3部 水溶性可食フィルムの概要、応用、その可能性について

(2026年4月16日 15:40〜16:30)

水溶性可食フィルムは、医薬品、健食、化粧品等の「製剤」形として広く利用されている。また、ペット分野、その他工業分野なども含めてその拡大の兆しもある。同フィルムの現在と未来について考えてみたい。
  1. 水溶性可食フィルムの現在
    1. 応用領域
    2. 特徴と機能
  2. 水溶性可食フィルムの未来
    1. ヘルスケア領域での応用
    2. その他

受講料

複数名同時受講割引について

アカデミック割引

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

ライブ配信セミナーについて