はじめての薬物動態学入門 - 解析編

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本セミナーでは、医薬品の添付文書や学術論文に掲載されている薬物動態パラメータの意味について詳解いたします。
薬物動態解析は、薬物速度論により薬物の生体での動きを数値に変えて理解するために行います。薬物動態解析により数値化されたパラメータをみて、その薬物の薬物動態特性を把握します。

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プログラム

本セミナーは、これから薬物動態学を学び始める製薬企業の研究者の方を対象に、薬物動態解析の基礎を“数値化”という視点から体系的に理解していただくことを目的としています。医薬品の添付文書や学術論文には、半減期やAUC、クリアランスなど多くの薬物動態パラメータが記載されていますが、初心者にとっては「意味が分かりにくい」「計算が難しそう」と感じられることも少なくありません。  本セミナーでは、薬物速度論に基づき、薬物の体内動態をどのように数値化し、そこから薬物特性をどのように読み解くのかを、講義と演習を通じて丁寧に解説します。  当日は、コンパートメントモデル、非コンパートメント解析 (モーメント解析) 、生理学的薬物速度論 (PBPK) といった主要な解析手法を幅広く紹介し、実務で遭遇する解析の考え方にも触れます。演習ではエクセルを使用し、一次速度の減少の理解や検量線作成、AUC計算など、手を動かしながら学ぶことで、計算への苦手意識を解消し、解析結果を自信をもって読み取れる力を養います。

  1. なぜ薬物動態解析を行うのか? (講義)
    • 薬物動態解析が医薬品開発において果たす役割を、実務の流れとともに理解します。
  2. 身近な現象を速度論で理解する (講義+演習)
    • 生け簀の魚の出入りや部屋の花粉量など、日常的な現象を例に、速度論の考え方を直感的に掴みます。
  3. 速度論の基本 (講義+演習)
    • 一次速度減少の演習や検量線作成を通じて、解析の基礎計算を体験します。
      1. 速度とは何か
      2. 0次速度と一次速度
      3. クリアランスと分布容積
      4. 最小二乗法の基礎
  4. 薬物動態データのとり方・まとめ方 (講義+演習)
    • 半減期やAUCの計算演習を行い、データの扱い方を実践的に学びます。
      1. 薬物動態試験における採血ポイント
      2. 添付文書・論文に記載される主要パラメータ
  5. 薬物動態解析 (講義+演習)
    • Excelのソルバーを用いた1-コンパートメントモデルの当てはめ、AUC・MRT・Vssの計算、肝クリアランスや肝アベイラビリティの算出など、実務に直結する解析を体験します。
      1. コンパートメントモデル解析
      2. モーメント解析 (非コンパートメント解析)
      3. 生理学的薬物速度論モデル解析 (PBPK)
  6. 質疑応答
    • 理解を深めるための質問の時間を設け、日頃の疑問にもお答えします。

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